遠くの山々の山肌には雪が残り、いつになったらアイゼンを装着せずに登山ができるのかと、心待ちしていました。ここのところ暖かな日々が続きます。雪解けでドロドロになった登山道が苦手ですが、万が一積雪があっても行けるところまで行ってみようと「円山」登山開始です。見上げると「円山」は綺麗な春紅葉色、えんじ色一色です。案じていたより雪の心配はなく進めそうです。
暖かな日々が続きますので、「エゾエンゴサク」や「エンレイソウ」などの花たちに期待しながら春紅葉色の「円山」へ
往復ともに「八十八ケ所観音像」登山口を利用して
春先の「円山」登山はこれまで「動物園側」登山口を」利用していましたので、初めてこちら側から登ります。登山道の両側は「エゾエンゴサク」そして「エゾエンゴサク」、どこまでも続く「エゾエンゴサク」ロードです。
たった一輪咲いていた「エンレイソウ」
「エゾエンゴサク」を見つけて
〜 青色の「エゾエンゴサク」 〜
〜 薄紫色の「エゾエンゴサク」 〜
〜 薄紫色と青色のミックス「エゾエンゴサク」 〜
〜 芽生え始めた「オオウバユリ」の傍に「エゾエンゴサク」が・・・、仲良しです 〜
〜 数株の「エンレイソウ」 〜
〜 樹木に絡みつく初々しい若木 〜
花ロード登山道に疲れを忘れ、山頂へ
朝方の黄砂が晴れて、すっきりとした青空が広がっています。でも、青空の下の方には黄砂の名残りのような・・・。
下山しながら見つけて
春紅葉の正体を発見。芽吹いた葉の先が殆どエンジ色なのです。それで、見上げた「円山」はエンジ色に見えるのでしょう。
〜 見上げた樹木の枝先をズームしてみました 〜
〜 雪面に黄緑色が鮮やかだった「シダ」は少しくたびれかかり? 〜
〜 「エンレイソウ」のミニミニ群生地 〜
登山口付近の「キバナノアマナ」群生地を改めて見つけました
改めて、登山口付近には可憐な「キバナノアマナ」群生地があることに気づきました。登り始めはいつも不安ばかりでいっぱいで、周りを見渡す余裕など全くなかったのです。「がんばったね。」とエールを贈ってくれたように咲いている「キバナノアマナ」。
幸いにも途中に積雪がなく、そのまま登山靴で山頂まで行けたことに安堵しました。一斉に樹木や草花が芽生え、活動を始めていくこの時季が大好きです。こちらも元気さを頂けるからです。