札幌市内にスケートリンクが、・・・。それも道庁赤れんが庁舎前「北三条広場 アカプラ」ということで早速出かけてみました。スケートリンクのイメージとしては、一周が４００mあり、そこまで行かなくてもせめて２００mという思い込みがありました。道庁赤れんが庁舎前にまさか？と、思いつつ訪れてみたところイメージしていたスケートリンクとは異なりましたが・・・。
「道庁赤れんが庁舎」は改築工事中で、四方が覆われています。明治時代に建てられた歴史的建造物「道庁赤れんが庁舎」に期待して来道した観光客用として壁面に描かれています。そっくりというか目をごまかせられるというか、初めて見た時には思わず笑ってしまいました。一見、「おやっ？」と思いますね。
〜 改修工事中のため、壁面に描かれた「道庁赤れんが庁舎」（一見目を疑いますが、実物ではありません！悪しからず）〜
その前の造成されたスケートリンクが見え始めました。
イメージしていたスケートリンクとは、子供たちがスケート学習の場として・・・、それとは全く異なり「商業的そのもの！」でしたが
道庁赤れんが庁舎前のスケートリンク「スマイルリンクさっぽろ」、2月3日に開業です
「日本の祭り」をイメージしたリンクで、中央に和をイメージしたやぐらがあります。
〜 「日本の祭り」の提灯〜
「スマイルリンクさっぽろ」
＊入場料：当日券一般1000円、中高生500円、小学生以下無料（シューズ代300円別、土日祝日は割り増し）
＊営業時間：正午〜午後9時（土日祝日は午前11時から）
〜 スケートを楽しんでいる人達 〜
訪れてみるとスケートリンクのイメージが全く異なりましたが・・・
かつて千歳市や恵庭市で教職についていました。当時、冬の体育授業というとスケート学習でスピードスケートでした。小学校のグラウンドにスケートリンクを造成します。ある程度積雪するのを待ち、子供達と授業を返上して雪踏みです。1時間目は4年生、2時間目は5年生、そして仕上げは6年生というように。そこへ夜間になると職員で散水していきます。作業は毎夜極寒の中、マイナス20℃近くはあったでしょうか。一週間くらいで立派なスケートリンクが出来上がります。
最近、教職という職業はブラック職種の一つに数えられています。言語道断でしょうが、当時、教育に関すること全てが本業と考えていました。テストの丸付けなどを勤務時間内で終わらせることは不可能、事務処理系は全て自宅での持ち帰りでした。時間外手当の支給要請などは毛頭考えられない時代でした。
冬の気温が札幌より低く雪が少ない千歳や恵庭はスキー学習よりスケート学習でした。スケート学習でスタート、腰を低くした滑走、コーナーの滑り方などを指導したことなど懐かしく思い出されます。時代が過ぎ去り、あれから数十年経ちました。千歳や恵庭での冬場の学習について定かではありませんが、室内での種目になっているのかもしれません。
今の札幌では1000円も払って貸しスケート靴で滑る、というより歩くスケートのような体験型のスケートなのです。正直、貸しスケートで滑るそんな気にはなれませんでした。
「札幌国際芸術祭２０２４」のプレイベントとして初の作品「ステム・バイ・ステム」が展示されて
スケートリンクの脇で、バルーン状のオブジェ「ステム・バイ・ステム」が愛嬌を振りまいています。夜間になると大きな顔や腕は内部の照明で鮮やかに色を変え、そばに人が寄ると感知して目を動かし音も奏でます。来年１〜２月に開催される「札幌国際芸術祭２０２４」のプレイベントとして初の作品展示となりました。
地下歩行空間から自宅へ向かいながら
札幌は、もう間も無く開催される「G７エネルギー・環境大臣会合」の会場になるのでそのピーアールが続いています。札幌の観光スポットとして地下歩道空間の支柱に掲示され、開催を盛り上げようとしていました。
〜 G７札幌 エネルギー・環境大臣会合 ２０２３・４・１５ー４.１６ 〜
〜 未来のために私たちができること マイバッグやマイボトルを持参して、使い捨てのプラスチックごみを減らそう 〜
〜 藻岩山から 〜
〜 大倉山スキージャンプ台から 〜
〜 中島公園 〜
「さっぽろ雪まつり」が開催され、国際色豊かな札幌の街並み
札幌は、「G７札幌 エネルギー・環境大臣会合 ２０２３・４・１５ー４.１６」や「札幌国際芸術祭２０２４」など、国際的な催し物が軒並み続いています。家路についていると、東洋人西洋人を問わず国際色豊かな多くの外国人の方々と行き交いました。２月３日から「大通公園」を主会場として「さっぽろ雪まつり」が開催されています。