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日記

お正月早々の「円山動物園」は、エゾユキウサギをお目当てに一際人だかりできていました

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明けましておめでとうございます。1月1日、「初日の出」は残念ながら見られませんでしたが、午前9時を過ぎると小雪がぱらつく中を時折雲の合間から青空が顔を出し始めました。今年最初の太陽なので、これを勝手に「初日の出」としました。昇りきった太陽を背にして「円山動物園」へ向かいました。お正月早々、「円山動物園」の道路を隔てた北海道神宮へは、参拝に訪れる人の波が続いています。

卯年にちなんで、「円山動物園」で是非エゾユキウサギを

人混みを避け距離的にはさほど変わらない、杉林に囲まれた木道を行きました。足元が凍り付いていますので慎重に一歩一歩進みます。この木道は秋以降久しぶりです。不安定な天候が続いたので、「円山」登山からしばらく遠ざかっていたからです。緩やかな坂道を上りきると「円山動物園」入り口にたどり着きました。

久しぶりの「円山動物園」です。手指消毒を済ませ入園しました。1月4日まで干支(えと)展「卯」のイベントが催される旨が案内板に記され、お子さんにとっては思い出に残る楽しい一時が過ごせそうです。正月の三が日は、午前9時半の開園から先着300名に「卯年絵馬」が配られるということでしたが、既に終了していました。人気のほどを窺うことができます。

動物園センター内のパネル展示でウサギについて学習

~エゾユキウサギってどんな動物?~

~エゾユキウサギ担当の飼育員を大解剖~

~気候変動によって変わるウサギの生活、気候変動によって変わる私達の生活、私たちにできる気候変動対策~

~飼育員さんにきいてみました~ パネル展示のみならず、特別ガイドもあるようです

実際にエゾユキウサギが見られる「こども動物園」へ

身近な動物とふれあうことができる「こども動物園」です。このコーナーにエゾユキウサギがいるはずなのですが、なかなか前列へいけないほどの人だかりです。いましたいました!やっとお目にかかれたエゾユキウサギは、真っ白な冬毛をまとっています。しばらく眺めていたのですが、じっとしていてさっぱり動こうとしません。野生動物の本能とでもいうのか、夕方になると活動が活発になるそうです。機会がありましたら近いうちに夕方に訪れてみます。

カイウサギとエゾユキウサギとの違い

足が短いカイウサギと違い、エゾユキウサギは長い足を持ち天敵から逃れるのが得意なのだそうです。その長い足を見たかったのですが・・・。冬山や春山の「円山」登山で無数のウサギの足跡を見たことがありますが、実際にエゾユキウサギに遭遇したことはないのです。人間等、他の動物の気配を感じると素早く逃げ去るのでしょう。

消毒するだけではなく、水道水でしっかり手を洗ってから退園です。

せっかくの「円山動物園」です。他の動物にも逢おうと移動してみました。

ニホンザルの猿山へ

小まめに動き回る猿もいれば、殆ど動かずにじっとしている猿もいます。見ていると飽きない不思議な猿の世界です。突然、奇妙な鳴き声が響きました。丁度、食事時になるのか食事を要求していたのか定かではありませんが、間もなく餌になるカット野菜が運ばれてきました。ボスざるか世話役のサルが、集団のためのその食事時がわかるのでしょうか。本能的なのでしょうか。明らかに集団をリードしているしっかりとした猿?がいました。

人間社会のリーダーは果たして?

人間社会にも様々な場面でリーダーがいますが、自分の欲のためになりたくてなったようなリーダーが多いように感じます。真に集団を考えているリーダーはどのくらいいるのでしょうか。政治の世界、会社、市町村首長等・・・。選挙で選んでしまったと言えばそれまでです。多数で選ばれるのが民主主義ではないと唱えている方の本を読み、なるほどと思いました。

ゾウ舎へ

屋内で一頭だけが見られたゾウです。暖かい国からやって来たゾウにとって、室温調整されているとはいえこの寒さは堪えるでしょう。

帰り道に改めて思ったこと

小雪混じりの天候に変わってきましたので、帰宅することにしました。正門の棚に可愛らしい雪だるまが置かれ愛嬌いっぱい振りまいています。お正月休みでもあり、親子連れが多くこれまでにない賑わいのある「円山動物園」でした。更に外国語が入り交じり海外旅行者も多く、不思議な雰囲気を味わった今日の「円山動物園」です。

日を改めて、冬期間の動物たちの様子をのんびりと眺めてみたいと思います。そんなことを考えながら、再度木道を戻りながら帰路につきました。

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