11月中旬は暖かめの日が多く、下旬になっても冬がやってくる兆しはありませんでした。季節柄一応、ベランダの物干し竿を取り込んだり広いガラス面のベランダに透明断熱シートを貼り冬への備え万端でした。まさかとは思っていましたが、11月29日夜半から気温が下がり始めひと晩で空気が入れ替わり冬型の気圧配置に変わりました。
12月1日、日中の最高気温－1℃で冬日の予報です。今朝方の札幌は7㎝の積雪。12月の声を聴いた途端、白銀の世界に一変です。ニュースによると、初雪は例年より14日～22日遅いのだそうです。昨夜は札幌の路面電車の除雪用ささら電車が出動したとか。ささら電車には、路面の除雪のために30㎝程の笹のブラシが取り付けられています。
これから一週間はこの気圧配置なので、このまま本格的な冬到来のようです。早朝から所用のため出かけなければならず、慌てて昨日までの秋物コートと秋靴を冬物へ変えました。圧雪アイスバーンの路面をぬき足差し足、転ばぬように歩きました。
一晩で積雪した「大通公園」の様子です
「大通公園」12丁目バラ園
～冬囲いされているバラ～
憩いの場として、休憩する人が絶えなかった「大通公園」12丁目バラ園。雪の中では、訪れる人もなくベンチも雪を被ったままです。
～道路を隔てた家庭裁判所前のナナカマド～
すっかり葉を落としていましたが、大粒の真っ赤な実は白い雪景色の中で一際冴えています。
「大通公園」11丁目
～雪の帽子を被っているオリンピックモニュメント～
一気にやってきた冬に戸惑いながら
冬靴で歩いていますが、慣れない雪道に足を取られないように早めに帰宅してしまいました。暖かさが身体に馴染んでいますので早く冬バージョンに切り替えないとと思いながらも、この寒さはこたえます。いつもながらの北海道の冬とは言えこれまでは、初雪が降った後いつの間にか消えてしまい・・・。それを数度繰り返しながら、気付くと根雪になっていて・・・。この冬は一気にやってきました。