国道36号線から環状通を「豊平区役所」方面へ。歩道橋から見渡すと広がる光景は、初夏には藤棚が美しい「月寒公園」入り口です。たった数年間ではありますが、徒歩で30分ほどのところに住んでいましたのでその光景に懐かしさが込み上げてきた「月寒公園」です。
歩道橋から環状通を見渡すと「月寒公園」が広がっています。
連なる藤棚の下を通りを抜ける、ぱっと広がったのが「月寒公園」。
今日は休日でもあり、広々とした芝生は親子連れで賑わいを見せていました。
舗装された緩やかな坂道を上ると、遠くに見えてくるのは白樺林。上りきると野球場やパークゴルフ場があります。
グルッと一周すると、結構な距離がありました。札幌の街中では珍しい赤トンボが飛んできてベンチで一休みです。都会で滅多に目にすることがなくなった赤トンボ。子供の頃は、この時期になり空を見上げるとどこまでも広がる青空に数え切れないほどのトンボが飛んでいたものです。
テニスコートを通り過ぎ、池を廻ってみました。池の中といい岸辺までグルッとおびただしい数のカモと思われる水鳥です。この池の居心地が良くて居着いてしまったのでしょうか。まさか、渡りではないとは思いますが定かではありません。
近場の公園の紅葉は、鮮やかさが今一つと思っていましたので
癒やしを求める身近な公園というと「円山公園」や「中島公園」、「大通公園」ですが、街中のせいもあるからかこの秋の紅葉には物足りなさを感じていました。若干高温気味だった初秋の影響で、枯れかかった葉や色合いに鮮やかさが見られない葉、特にヤマブドウの葉は赤くならずに枯れているのを見かけます。たまたま、「円山」登山道のみかとも思いましたが、そうではなさそうです。
「月寒公園」は、地下鉄東西線美園駅で降車すると徒歩で5～6分です。ほんの少し郊外へ足を伸ばしてみるだけで、本格的な秋を満喫できます。