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日記

早朝「円山」登山、黄葉が見られるようになった頂上付近、登山者の心の温かさにも触れられ

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コロナワクチン接種4回目を終えました。副反応は、これまで2回目後が特にひどく一ヶ月近く体調不良でしたので、大事をとり翌日には静養していました。特に目立った副反応は見られず安心していたのですが、翌々日になりだるさと何とも言われぬ不調で登山どころではない日々を送りました。やっと、体調が回復に向かい一週間ぶりの「円山」登山です。

一週間ぶりの早朝「円山」登山でリフレッシュしよう!

早朝からの行動を手早くすれば良かった、と反省しながら家を出ました。まだ日の出までには時間があるようですうっすらと暗さが残っています。生憎の曇り空では山頂での日の出は期待できませんが、一週間ぶりの「円山」です。登山口へたどり着くまでにすっかり汗ばみ、何時になく疲れを感じてしまいました。登山口にたどり着くと、1台の駐輪中の自転車があり先を行く登山者はいるようです。この暗闇の中を登頂しているのでしょうか。

早朝のため、行き交う登山者は?

最近の「円山」登山は、「八十八カ所観音像」登山口からが多くなりました。仰ぎ見える山頂付近の木々の葉は黄葉し始めています。行き交う登山者は全くなく、やっと最後の急登辺りで前を行く登山者3名の後ろ姿が見え隠れし始めました。個人的ですが密かに「早朝円山登山の女王様」と、ネーミングしている方もその中にいます。この時間に登っていることがわかりました。

山頂では、薄くかかった雲の合間から日の出の期待はできそうもないのですが

山頂から遠く十勝岳連峰や大雪山方面が見渡せますが、薄く雲がかかり日の出の期待はできせん。けれども、早々と数人の登山者が日の出を待っています。以前お会いした何時もの顔なじみメンバー同士で山談義が始まっていました。前回やっと挨拶ができ、暫くその山談義に耳を傾けることができました。

日の出の期待は今日もできませんでしたが、早朝登山メンバーには?

気まぐれに早朝登山をする身にとっては、肩身が狭く遠慮がちになりますし、加えて、見ず知らずの方々との会話に苦手意識があります。今日は、8月15日「終戦記念日」です。昭和20年8月15日に玉音放送を聴いたこと。年配者になると皆さん同年齢に思えますが、どうやらその中に戦前生まれの方もいたようです。そして、「早朝円山登山の女王様」はやはり会話の中心です。

下山時、「また、早朝登山をさせて下さい。宜しくお願いします。では、失礼します。」と挨拶をすると一斉に「じゃあね。」とか「又ね。」「別に○○さんの円山ではないので、何時でもどうぞ。」と、予想せぬ多くの返答に驚きでした。家を出る時、「早朝登山は今日で終わりにしよう。」と、何故か決めていました。

下山中、秋の気配を感じる中でふと物思いにふけりながら

山頂で言葉の持っている温かさに触れると、「これからも、早朝登山を続けてみようか。」という思いに変わり始めたことに気付きました。言葉の温かさに触れられ、それらを思い起こしつつ、登っている間には気付かなかった落ち葉や変わったキノコにカメラを向け下山です。

足元の一カ所、ここだけに生えていた「キノコ」に強い生命力を感じられずにはいられませんでした。人間の勝手な解釈ですが、環境に順応し必死に生きている「キノコ」?です。コロナ禍で思うように行かぬ今現在、今できることで精一杯生きていけば良いのではないのか。ふと、孤独感が蔽ってしまう自分自身への励みとしました。

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