7月中の「三角山」登山を予定していたところ、下旬にクマ騒動があり敬遠していました。その騒動が落ち着き、登山者が比較的多い土・日曜日と祝日をと考え「三角山」登山です。天候にも恵まれ心地よい風が時折通り抜ける土曜日の早朝、気温は高めですが湿度は低いのが幸いして短時間で登山口到着です。
8月上旬の「三角山」、色付き始めた落ち葉がチラホラと足元に
「山の手」登山口から登り、夏草に蔽われた登山道を「こぶし平」から「哲学の道」へ向かいました。行き交う登山者もなく、心細さが先行します。身に付けた鈴を大げさに鳴らしながら歩きましたが、「大倉山」への分岐点辺りで初登山者との出会いです。
ほっとした想いになり、よく「三角山」に登られるという女性からクマ情報をうかがいました。心配はいらない大丈夫とのこと。最近の「三角山」情報や登山の心得を教えて下さいました。
急登を一気に登り、久し振りの「大倉山」への縦走が始まります。こんなに多くのアップダウンがあったとは?「大倉山」頂上を目指しているので、やはり下り坂より上り坂が多くなるのは当然です。この縦走路で、珍しい花を見つけることがあります。昨秋には「ハギ」を、前回は一輪の「ユリ」でした。
急登を登り切ると、早速「ススキ」が風に揺れ、「アキノキリンソウ」が咲いています。「ハギ」は、間もなく花を咲かせそうです。山の山頂部では、早い秋の気配を感じさせます。
【アキノキリンソウ】
間もなく開花しそうな【ハギ】
珍しいキノコを見つけました。殆どが毒キノコのように思われるのですが、あえて勝手に名付けてみたところ!
~大福餅~
~紅色が他を圧倒しています。~
~ごまパン~
~あんパン~
~チョコメロンパン~
~森のお姫様、それも「白雪姫」~
~割れかかったお煎餅~
たどり着いた「大倉山」山頂では
たどり着いた「大倉山」山頂からスキージャンプ台へは、行き止まりになっています。昨日から「サマースキージャンプ大会」が開催され、今日は二日目です。残念ながら、大会現地へは行くことはできません。
早朝なので、これからの大会準備のためスキーリフトが稼働し、選手達が下から次々に上がり練習のための滑降をしているようです。そして、アナウンス練習も行われています。「大倉山」山頂を経て小別沢へ至るコースがあり、そちらへ向かう登山者が多く見受けられます。次回にそちらへもと考えながらUターンして、下山することにしました。
「こぶし平」から「宮の森」登山口へ
この登山道の夏草の茂り方は、背丈を超してしまいそうです。
~黒ブドウのような実を付けています~
【アマドコロ(「ナルコユリ」と似ていますが?)】
~「宮の森」登山口で見つけた樹木の花です。~
次回はどの登山道コースにしようか、と楽しみを残して
次回の「三角山」登山では、「大倉山」山頂から小別沢へか、「三角山」山頂から九の坂を経て「二人静の散歩道」を旧砕石場に出るコースのどちらかを考えています。登山道コースを選択できる身近な山、それが「三角山」なのです。