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日記

登山日和の日曜日、「エゾハルゼミ」に励まされながら「藻岩山」に登ってきました

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エゾ梅雨空をぬって晴天の日曜日。これまでは、登山者が多い日曜日や祝日を避けてきた「藻岩山」ですが、最近の不順な天候を考えるとチャンス到来としか言いようがありません。前回は「慈啓会病院」登山口から上って「旭山記念公園」登山口へ下山しましたが、今回はその逆を考えました。

少々難易度の高い「旭山記念公園」登山口から上って、下山は「慈啓会病院」登山口へ

一歩足を踏み入れると「エゾハルゼミ」の鳴き声が響き渡り

最高気温の予報が30℃で、朝方から少し歩いただけでも汗がにじみ出てきます。「旭山記念公園」登山口へたどり着くまでの上り坂に、登山が始まったような錯覚をおぼえ既に汗だくです。何時もはこちら側からの登山者は少ないのですが、日曜日でもあり駐車場はほぼ満車状態。「エゾハルゼミ」の「アッジィ~、ジィ~」?が森中に響き渡り、その鳴声に背中を押され登山開始です。

登り始めは山側を右に、谷側を左に淡々と進むと時折階段状の急登が表れます。街並みを見下ろせる平坦な登山道になりほっとさせられました。それも束の間、なだらかな下り坂が延々と続いたかと思うと上ったり下ったりを数度繰り返します。長い九十九折りの下り坂になり、やっと「藻岩山」頂上のアンテナが見え隠れし始めました。

「馬の背」から山頂へ

谷底?から急登階段を上りきると、「慈啓会病院」登山口からの合流地点「馬の背」です。頂上まで約1キロなので、後ひと頑張り!「藻岩山」登山は、「慈啓会病院」登山口からのコースが人気です。「馬の背」で休憩を取っている登山者も多く、行き交う登山者で引っ切りなしです。さすが登山日和の日曜日。

ヤマブドウのような不思議な実を見つけました。

考えていたほど疲れもなく、山頂へたどり着けました

まだ、「エゾハルゼミ」は止みそうもなく続き、お陰様で苦手な岩場をクリアできました。考えていたより疲れは少なく山頂です。「エゾハルゼミ」には感謝に絶えません。ところが、楽しみにしていた遠くを臨む景色は、生憎、霞の向こうに。

それにしても、今シーズン「藻岩山」登山をした中で最も登山者が多い日かもしれません。山頂ロープウェイビル前にあるベンチも満員御礼。空いた席を見つけ水分補給と休憩。頂上の余韻に浸る暇もなく下山しました。

「慈啓会病院」登山口へ向かって下山

下山中にも山頂を目指す登山者が絶えません。顎マスクにする暇もなく、この暑さの中でマスク着用とは?こちらの登山道の道幅は、三人で横に並んで歩いても十分です。勿論、登山者が多いとは言え街中の混みようとは全く異なり密状態の心配はないのですが。

「旭山記念公園」登山口からの登山道は一人がやっと通れる道幅しかありません。道を譲ったり譲られたり挨拶を交わしたりと、登山者同士のするコミュニケーションがありました。日曜日でもありこちらは街中と変わらない?

それはさておき、登山道脇の樹木や山野草に目を向けながらの下山です。幼虫なのか葉が変態したのか奇妙です。

樹木に白い大きなキノコが。

成長した「ヒトリシズカ」です。

間もなく「慈啓会病院」登山口という辺りで、主のような巨樹と不思議な花を咲かせている樹木を。

白い長細い花か実が垂れ下がっています。

写真では大きさがよくわからないと思いますが、2~3㎝くらいの花?実?なのです。残念ながら樹木名を記した標識はありませんでした。「エゾハルゼミ」の鳴き声を後に、帰宅しました。

「エゾハルゼミ」さん達、ありがとう!これからも続く登山シーズンには余裕をもって

晴天の日曜日の「藻岩山」、登山者が多くゆとりを持つことができずに下山してしまいました。登山シーズンはまだまだ続きますので、余裕をもって行動ができるように計画したいと考えた今日の「藻岩山」登山でした。「エゾハルゼミ」さん達、ありがとう!

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