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日記

「円山」登山道に咲く「エンレイソウ」と「エゾエンゴサク」や木々の新緑に気力アップできました

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札幌にも「サクラ開花宣言」です。サクラの名所「円山公園」は日曜日でもあり賑わいを見せていますが、今年もあちらこちらに火気使用禁止の張り紙です。北海道のお花見は何と言ってもジンギスカン鍋です。コロナ禍では、サクラの木の下でそれもままならずですが。

食欲をそそられるあの匂いと煙に懐かしささえ感じてしまいます。桜並木を歩きながら眺めるだけのお花見、3年目となりました。今日は人通りの多い「円山公園」内までは行かなくても、登山口付近のサクラも開花していますので足を止め間近に花を眺めることができます。

春の山野草、「エンレイソウ」と「エゾエンゴサク」を求めて

サクラのシーズン到来の中、春に咲く山野草の花を求めて「円山」登山です。一週間前には咲き始めたばかりの「エンレイソウ」と「エゾエンゴサク」等。晴天が続きましたので、登山道の見事な花ロードに期待が膨らみます。

「動物園方面」登山口から上って

「木道杉林」を過ぎると、やや暫く平坦な登山道です。ぬかるみが解消され歩きやすい登山道になりました。この両側にチラホラと「エゾエンゴサク」が、そして大ぶりの「エンレイソウ」が見られます。たった一輪だけ「スミレ」を見つけました。花の色は「エゾエンゴサク」と見分けがつかないものの、葉が異なり確かに「スミレ」です。歩き始めの登山道一帯は、「キバナノアマナ」のミニ群生地です。

【スミレ】

【キバナノアマナ】

【オオウバユリ】の幼葉・若葉が至る所でツヤツヤと輝いて見えます。人間も植物も若い時には艶やかで?

【エンレイソウ】

白色の【エゾエンゴサク】一般的なエゾエンゴサクと色を比べてみると違いがありわかります。

【エゾエンゴサク】紫色と青色のツートンカラーです。

薄水色か殆ど白色といって良いほどの【エゾエンゴサク】

高度を上げるに従って「エゾエンゴサク」が多く見られ、登山道はまるで花ロードです。水色の「エゾエンゴサク」が多く見られる中で、白色や紫色の花を見つけました。

芽生えたばかりの?【ゼンマイ】

中腹辺りの登山道

一見目立たない小ぶりの花々が咲いている登山道に、何気ない花の違いを見つける楽しみがあります。

山頂の木々は、まだ冬枯れの装いで

花を楽しみながら登山をしていると、疲れを全く感じさせなくなるので不思議です。難なく頂上へ到達。前回は余りにも混んでいましたので、遠慮した山頂でしたが今回は水分補給のため一休み。見渡すと木々は、冬枯れからやっと春の芽生えが始まったばかりのようです。たとえ低山であっても、気温差は歴然としています。

頂上付近でみつけた【キバナノアマナ】

再び「花ロード」へ下山して

下山は「八十八カ所観音像」登山口へ向かう予定でしたが、そちらから登られた方に登山道の様子をうかがったところ残雪があるとのこと。今回も往復ともに「動物園方面」登山口です。上りは足下と「花ロード」に目と心が奪われていたものの、下山は新緑が美しい樹木に着目しながら下りました。

新緑と登山道を埋め尽くす花々に元気をもらいながら

遠くから、「円山」を眺めると丁度春モミジに色づいた木々があります。間近にそれをみつけると、葉先が赤っぽい色をしています。これが春モミジの正体なのかもしれません。展葉(葉が展いていく)と言って、徐々に新緑へ変化していく様を意味しているとか。

混沌とした世の中ですが、めげてはいられません。「円山」で新緑と可憐な花たちに元気をもらいながら明日への活力にしていきます。さて、クマ騒動のあった「藻岩山」と「三角山」へ登れる日はやってくるのでしょうか。身近に登山ができる近郊の山として、待ち望んでいるところす。

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