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日記

国指定重要文化財「豊平館」が無料開放されました

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コロナ禍が落ち着きを見せている中、11月20日~12月19日までの一月間札幌市の諸施設が無料開放されていました。「札幌時計台」や「札幌テレビ塔」「大倉山オリンピックミュージアム」「豊平館」等です。一月間もあるので、呑気に構えていました。ところが気づいてみると今日は最終日12月19日です。2~3日天候が思わしくなかったのものの、幸い最終日は晴天に恵まれましたので、「豊平館」を初めて訪れてみました。

国指定重要文化財「豊平館」

入館するための入口は新築されたガラス張りのような別棟です。手と指の消毒、氏名と連絡先を記入して入館です。本館に一歩足を踏み入れるとそこは別世界のようでした。廊下や階段、室内には絨毯が敷き詰められています。階段の手すり、調度品全てに渡って彫刻を施し高級感そのものです。

【一階ロビーと階段の手すり】(職人の高度な技術)

【芙蓉の間】

【広間】 シャンデリア、暖炉、カーテン(京都西陣で織られたもの)

【紫の間】 天皇使用の資料

水差し、洗面器、歯刷子入、石鹸入

【梅の間】 天皇が滞在された室内を再現されています。

シャンデリアと天井中心飾り

一階「会食所」は「喫茶室ハルニレ」として、一般客もコーヒーやクッキーで寛ぐことができます。お値段も超高級かと思われたところ、因みにコーヒー400円、紅茶400円と庶民的でした。高級感を味わいながら「会食所」にてお茶ができるとは、洒落ています。

*他にも【梅の間】【百合の間】【葡萄の間】【姫百合の間】【芍薬の間】【薄と女郎花の間】があります。一部の室内について撮影しました。

パンフレットより要約すると

【「豊平館」の歴史】

「豊平館」のはじまりは明治天皇の行在所(あんざいしょ)でした。開拓使直営の洋風ホテルとして1880(明治13)年建築され、現存する木造ホテルとして我が国最古。明治、大正、昭和の3代に渡り天皇家が訪れた由緒ある建物。1964(昭和39)年、国指定重要文化財に指定。

当初は中央区北1条西1丁目に建てられましたが、1958(昭和33)年に「中島公園」内に移築。平成23年度まで市営結婚式場として利用されていました。2016年6月には保存修理工事を終え、交流施設としてリニューアルオープン。

【外観】

建物の白い外観と鮮やかな群青色はウルトラマリン・ブルー。ラピスラズリ(瑠璃・るり)から造られた高貴な色です。左右対称でアメリカ風建築様式を基調としています。

初めて「豊平館」の豪華さに触れて

明治政府はアメリカからの建築技術を取り入れ、このように豪華な明治天皇の行在所(あんざいしょ)を建築したのです。江戸時代とは異なる政治をめざす証、それを示すのが「北海道開拓」だったのでしょうか。当時の一般庶民からは遠い存在の建物に思われます。凡そ140年後の現在、この時代を生きる一般庶民にとっても遠くかけ離れた存在の建物であるように思われます。

 

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