今年2021年は「円山動物園」が開園し70周年という記念の年です。コロナ禍で暫く休園が続き、その後、入園するためには電話予約が必要でした。コロナ禍が落ち着きを見せている現在、予約なしで入園できます。久しぶりの「円山動物園」。平日でしたので、幼稚園生や小学生の見学で賑わっていました。
来年の「寅年」に因んで『干支展 寅』が開催されていました。ネコ科動物についての「パネル展」とお持ち帰りができる「トラのぬりえ」ですが、お正月三が日には「クイズラリー」や「絵馬プレゼント」もあります。
『干支展 寅』 [日程]2021.12.3(金)~2022.1.4(水)[場所]動物園センター内情報ホール 9:30~16:00
正門から入園し、最初に右手「動物園センター内情報ホール」で『干支展 寅』のパネル展を見学しました。その後、冬期なので殆どの動物は屋内舎見学となりますが園内をまわってみました。
モンキーハウス
【ダイアナモンキー】 いつ来ても見とれてしまう程美人?のモンキーです。
【プラッザグェノン】
【ドグェラヒヒ】
【マンドリル】
エゾシカ・オオカミ舎
【エゾシカ】 さすが野生のエゾシカは北海道の山野を駆け回っていますので、屋外です。角が取れている雄ジカを初めて見ました。
ホッキョクグマ館
清掃作業中で水中を泳ぎ回るホッキョクグマの様子は見らず残念です。辛うじて数匹のアザラシが水中に巨体を自由がままにくねらせながら泳ぎ回っています。
【アザラシ】
【ホッキョクグマ 】 屋外舎にいました。何故かホッキョクグマが大好きです。遠い昔、2年生国語教科書にホッキョクグマ親子の物語が載っていて教える立場としても感動的でした。
熱帯鳥類館
【フラミンゴ】 これまでのイメージは屋外でした。屋内のフラミンゴは丁度モグモグタイム。飼育係の方が離れると一斉に移動し始めました。人には警戒感があるようです。慌てて移動するときに羽を大きく広げなので、広げた羽の先を初めて見られました。フラミンゴは全身オレンジ色というイメージでいましたが、翼の先だけ黒色。新発見、驚きです。全身がオレンジ色ではありませんでした。
【オニオオハシ】 オレンジ色のくちばしに特徴がある鳥です。すぐ近くまで寄ってくれました。
総合水鳥舎
【フンボルトペンギン】 ペンギンというと南極の氷地帯のイメージですが南アメリカのチリやペルーの海岸地域に生息するペンギンです。氷や雪には苦手。これまでなぜ、小樽水族館や旭山動物園で行っているように冬の雪道散歩がないのかと思っていました。
ゾウ舎
【アジアゾウ】
キリン館
【キリン】 テンスケとユリカ二頭のキリンです。つくづく足の長さを。よく見ると模様が微妙に異なっています。後ろ向きでしたので、他のお客さんが「ユリカ~。」と声をかけると振り返ってくれたのです。自分の名前を覚えているのでしょうか。それともただ大声に反応しただけだったのか。
【ミーアキャット】 立ち上がっているミーアキャットと周りを走り回っているミーアキャットがいます。
訪れる度に新しい発見がある「円山動物園」です。でも今回も全てを廻りきれませんでした。正門を後にしてから「は虫類館」や「アジア館」を見落としていたことに気付きました。次回は逆回りに見学します。今日、見落としてしまった動物たちを中心に。
来る「五黄の寅年」に託して
2022年は「五黄の寅年」、誕生する子にとっては36年に一度の幸運が巡る年と言われています。コロナ禍が収束し、収束までは行かないまでもこのまま平穏な日常が訪れる年になることを願わずにはいられません。