円山裏参道から南へ1条へ、白い暖簾が目印の「餅菓子商 白谷（もちがしあきない しろや）」です。可愛らしい大福のみの専門店です。お店に入るとつきたての大福が並んでいます。奥の方にあるイートインスペースでオリジナルコーヒーや御抹茶と一緒に大福を頂くことができます。
定番の「黒豆大福」の他にも、ユニークな大福が取り揃えられています
他のお客さんが「お勧めの大福はどれですか？」と訪ねたところ、お店の方は微笑みを浮かべ「全てです。」と答えていました。モンブラン等とユニークな大福がある中で、三種類買ってみました。「みかん大福」は11月16日から期間限定商品です。価格は全て1個150円（税込）。
【十勝黒豆大福】粒餡の豆大福が多い中、こし飴豆大福です。
【みかん大福】餅そのものにもみかん、こし餡にくるまったみかん入り
【草大福】上品で甘さを抑えたこし餡
開店時刻に訪れてみたところ、外で外人さんが順番待ちをしているほどの人気店です。
餅菓子商 白谷（もちがしあきない しろや）：060－0063 札幌市中央区南3条西17丁目ホッカイビル1F、営業時間 10:00～17:00（売り切れ次第終了）、定休日 毎週月曜日・第2火曜日
「餅菓子商 白谷（もちがしあきない しろや）」に関するエピソードがありました
「三角山」登山を終え、3時間あまり歩き続けた後でスーパーへ立ち寄ってきた帰り路のことです。交差点で信号待ちをしていた中年女性に呼び止められました。「白谷 しろや」を尋ねられたのです。交差点から歩いても5分くらいのところ、一応お教えしました。
本州からの旅行者でお土産に買い求めたいとのことです。よりによって彼女が立ち話を始めてしまいました。冬とは言えこれ程暖かく過ごしやすい北海道旅行はラッキーそのものです。けれども、旅行をしていても日常生活の悩みを消し去ることはできない等と。忘れてしまいたい程の深いお悩みがあったようです。それで旅をしながら気分転換しているように思われました。
当の私は、「三角山」の頂上で水分補給のため腰掛けた程度で、ずっと歩き通しでした。今流行のセルフレジに一新したスーパーではそれに手間取ってしまいすっかり疲れ切っていたのです。「白谷 しろや」の場所を丁寧にお教えしたつもりでいたのですが。
帰宅後、落ち着いて考えたところ不意に曲がり角の左右を逆に言っていたことに気付きました。彼女は「白谷 しろや」でお土産を買えたのでしょうか。本州からの旅行者で、今日の飛行機で帰られるとか。慌ただしくしていましたので、確認のしようもありません。落ち着いて対処すれば良かったと深く反省している次第です。
本州からの旅行者が店名指定でお土産にするほどの「餅菓子商 白谷（もちがしあきない しろや）」の大福です。