コロナ禍の緊急事態宣言が解除となり、北海道は他市町村との往き来も可能となりました。やっと友人と気兼ねなく会うことができます。紅葉真っ盛りの市街地を、札幌駅を中心として徒歩範囲で巡ってみることにしました。晴天に恵まれたことが何にも勝る一日となりそうです。
札幌駅周辺の主立った紅葉名所?を巡って
「北海道大学」構内
札幌駅で落ち合って早めに行動開始しました。まず「北海道大学」構内へ直行です。イチョウ並木を目指していると最早同じ目的の人たちで一杯です。数日前に下見で訪れましたが、イチョウの黄色とカエデのオレンジ色・赤色が一段と鮮やかさを増しています。「大野池」の水面に浮かぶスイレンの葉を見ていると、花の時季に是非訪れて見たいという思いが溢れてきました。
「イチョウ並木」付近
「花木園」
既に花や葉の面影はなく、群生地枯れてしまったオオウバユリ。沼地の木道を渡ると水面を覆う緑色の藻、赤い実を付けて垂れ下がる枝、湖面に浮かぶ落ち葉が一幅の絵画のようです。
「ポプラ並木」
直立不動で真夏にのびのびと茂るポプラ並木にも勇壮さを感じますが、黄葉し始めた樹木にも趣があります。
「総合博物館」
入り口で体温測定と手指の消毒し、初めて入館した総合博物館です。近代的な内部には、創設当時の「北海道大学」と各学部紹介など多方面に渡って様々な展示物がありました。ドリンクコーナーが併設されていて驚きです。
「北海道庁旧庁舎」前庭
お天気が良かったせいもあり池周辺は湖面に写る線対称な風景には圧倒されました。表現できそうもないくらいの美しさです。
「北海道大学植物園」
地面が黄色い葉で覆われていたかと思うと、一面が真っ赤な葉で覆われているところがあり落ち葉が美しい。
【マユミ】 紅梅が満開?と、見間違える様な実を付けています。
【アーノルドサンザシ】 赤い実を付けています。ヒメリンゴやサクランボと見間違えそう。
【ミナツキ】 ユキノシタ科 アジサイに似た花をたわわなに付けています。
【ガクアジサイ】 ユキノシタ科 薄紫を帯びた葉と花が幻想的。
【ノリウツギ】 ユキノシタ科 葉の黄葉と枯れた花が印象的。
秋を満喫しながら
「北海道大学」構内、「北海道庁旧庁舎」前庭、「北海道大学植物園」と秋を十分満喫することができました。久しぶりに登山や植物に詳しい友人と心置きなく語り合いながらの楽しいひとときでした。