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日記

爽やかな初秋、『9月「円山」登山綴り』としてまとめました

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朝晩気温の低い日もありますが、8月の猛暑を考えると一年の中で最もしのぎやすい季節9月。街中には秋の草花が見られます。登山口付近の「アジサイ」は花の盛りを終え、魅力的で不思議な色に変化しています。登山口までは自宅から近く、ウオーキングの延長で?登ることができる「円山」です。勿論、軽装ではなく最低の登山装備は行いつつ。9月の「円山」登山についてまとめてみました。

登山道には早くも紅葉(黄葉)した落ち葉がちらほらと見られますが、見上げるとまだ樹木の葉で覆い尽くされ僅かに空をのぞかせている「円山」です。

9月8日(水) 登りと下りは「動物園方面登山口」(木道杉林)より

木道杉林の「オオウバユリ」は一株にたくさんの花を付けていましたが、実になっているのは2~3個程しかありません。葉は殆ど朽ちてしまっても凛と直立して実を付けている様が印象的です。静かな木道杉林を抜けると、淡々としたフェンス越しの動物園横を歩きます。雨が少なくカラカラとした登山道はかえって滑りやすく注意しながらの登山です。

「円山」登山ではよく利用する登山道なので、自分自身の体調を把握することができます。足取りが軽い日もあれば重い日もあり、体調把握のバロメーターとなる「円山」です。

9月11日(土) 登り、下りは「八十八観音像登山口」より

明日、日曜日は雨模様で来週の天気は思わしくなさそうです。今日は登山に最適日ですが、土曜日なので人出を避けて早朝に登山を開始しました。それでも、登山口に止めている自転車の数が多く見られます。「円山」の登山は殆ど「動物園方面登山口」利用ですがマンネリ化脱出。「八十八観音像登山口」から挑戦してみました。

登山をしているという実感が湧いてきます

こちらの登山道は比較的急勾配が続くため、「山に登っている」という実感が湧いてきます。頂上に到達するまでかかる時間は殆ど同じが、登るほどに高度が増してくるのがわかります。巨樹の威厳さえ感じる堂々とした根元や岩場が続き、更に階段状の上りが次々に現れてきます。

頂上では数人の登山者が満喫中。下山時には次から次へと上を目指す登山者です。早めに登って大正解、土曜・日曜日は大人気の「円山」ですから。

9月17日(金)「八十八観音像登山口」から登って「動物園方面登山口」(木道杉林)へ下山して

「八十八観音像登山口」から登って

台風14号とは別な低気圧の影響で、今夕から明日は雨の予報が出ています。雨上がり後の登山はある程度乾くまで2~3日要しますので、今日がチャンス「円山」へ。登山口から階段状の急登が続きますが、短時間で頂上へたどり着けるコースです。こちらの登山口から上ると、登山の醍醐味が感じられます。登山道には黄色く色づいた落ち葉がチラホラと舞い降りていて。

すぐ目の前を行く男性登山者はかなりのスピードで一気に離れていきます。マイペースでと、自分自身に言い聞かせながら上を目指していると先程の男性が息も荒く休憩中。横を通らせて頂き暫くすると、瞬く間に近づき追い越されてしまいました。

ところが、途中で再度休憩しています。「目的地は一つです。スピードを上げたり下げたりせず自分のペースを崩さずに続けていくことで息が上がる確率は減りますよ。」と、声を掛けたいところでしたが、じっと我慢。見ず知らずの方に余計なお節介は無用?ですから。

自分のペースとは、頂上まで時間配分して保つことができる速さです。そうは言ってもかつて経験した上り3時間~6時間の山では数度しっかり休憩を取りながら登りました。最近は専ら「藻岩山」「三角山」「円山」といった低山登山です。要しても約1時間足らずなのでノンストップを心がけています。

その後は遂に先程の男性には追い越されることはなく、振り返ってみると遙か後方に。初心者なのでしょうか。

「動物園方面登山口」(木道杉林)へ下山して

慣れた登山道では足取りも軽く下山できます。登山口に貼り紙されていたように木々の伐採が行われていました。「円山」の秋は黄色に色付く木々が多い中で、赤く色づいた落ち葉がありました。カサカサと音がして、エゾリスが目の前を横切り。急なことで思わず声をあげて終いました。そろそろ食べ物の備蓄を始めているのでしょうか

笹が茂る登山道に薄紫色の花、「トリカブト」です。「円山」で初めて見た「トリカブト」に感動。それもたった一株、辺りを見渡しても見当たりません。更に下山して木道杉林でも一株の「トリカブト」発見。これまで全く気付かずにいました。

「トリカブト」に見とれていると、「覚えていますか?」と突然向こうからやって来る女性に声を掛けられました。先日「三角山」の下山時にお会いし、少しご一緒させて頂いた方です。お名前を伺いもせずに、「また、お会いしましょうね。」と、別れた方でした。

偶然、再開です。あれから病みつきになり、毎日のように登られているとか。「また、お会いしましょうね。」と、別れました。「円山」や「三角山」で数回お会いし顔なじみになった方のお一人ですが、年齢的にはお若い方のように見受けられます。マスク越しですが。

登山口付近に咲く七色に変化した「アジサイ」に見送られながら「円山」を後にしました。

9月27日(月)「動物園方面登山口」(木道杉林)から登って、「八十八観音像登山口」へ下山して

ショッピングがてら遠くから眺めると、「円山」は少しずつ黄色や赤みを帯び色づき始めたようです。紅葉の期待を込め頂上を目指しました。

「動物園方面登山口」から登って

頂上まで時間的に三分の一辺りにヤマブドウのツルが大きく絡んでいるところがあります。例年、秋になるとヤマブドウの葉が真っ赤に紅葉します。残念ながら期待したほどではありませんが、それでも紅葉が始まっていました。疲れがたまっているのか体調がすぐれず身体が重いように感じられますが、心地よい風にその気分は飛んでいくことでしょう。

下山は「八十八観音像登山口」へ

登頂後は短時間の休憩後、「八十八観音像登山口」方面へ下山。こちらの登山道脇の樹木は、黄葉が始まっていました。「円山の黄葉は方角によって進み具合が異なるようです。

【アキノキリンソウ】

【コウライテンナンショウ(マムシグサ)】登山道から少し入ったところで見つけたたった一個の赤い実、。その実の鮮やかさが目に焼き付いています。

これまで気付かずにいましたが、間もなく「八十八観音像登山口」に到達するという辺りに不思議な樹木を見つけました。巨樹の切り株にたくさんの木が生えたのか一際存在感を示しています。

9月の「円山」登山を振り返り

「円山」は、これから日毎に秋の深まりを見せてくれることでしょう。10月の登山が楽しみです。爽やかな朝の空気の中で、不調は少し和らぎました。夕方のニュースではコロナ新規感染者がかなり減り、全国的に緊急事態宣言等は解かれます。けれども、全てかつての日常を取り戻せるわけではありません。油断せずにこれからの変異株や他の事情によって繰り返えされるであろう第六波に備えなければならないと思います。

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