コロナ禍で「蔓延防止措置」や「緊急事態宣言」が続き北海道立の施設は全て休館中です。やっと「北海道立三岸好太郎美術館」が「北海道銀行コレクション」9月15日(水)~11月23日(火)開催で開館となりました。自然に恵まれ広々とした公園の様な「北海道知事公館」敷地内にある「北海道立三岸好太郎美術館」。その一部のみの開館です。敷地内の他へは未だ足を踏み入れることはできませんが。
『アートギャラリー北海道 北海道銀行創立70周年 道銀文化財団創立30周年記念 北海道銀行コレクション』
○同時開催 三岸好太郎セレクション ○スポット展示 《飛ぶ蝶が絵本になった》
北海道銀行は、設立当初からメセナ活動に尽力してきました。大通りの「北海道銀行本店」ギャラリーや通りに面したウインドウには、北海道出身画家作品の展示スペースがあります。通りを歩いていると、足を止め見入ってしまう機会が多くあります。
手指の消毒をし、入館しました。休館が続いていましたので、ほぼ一年ぶりでしょうか。ご無沙汰していた「北海道立三岸好太郎美術館」。正面には素敵な絵画が展示されていました。
第1展示室
大きなキャンバスに描かれています。作品名等、記録できませんでした。悪しからず。
《 花 》 伊藤 *お名前の返還がうまくできませんでした。
第2展示室
《 防雪林(Ⅰ)》小谷 博貞 、《 雪と街工場 》 橋本 三郎
青色、群青色の鮮やかさが印象的でした。
《 北海道銀行 》 近岡 善次郎 大通公園から眺めた北海道銀行本店ですが、現在より周りのビルが少ないようです。
《 椿之図 》 木田 金次郎
第3展示室
《 夏の岩内港 》 木田 金次郎
《 風土連作 》 北岡 文雄 木版画の6連作。見事な大作です
第4展示室
《 花Ⅰ 》 三岸 節子 《 花Ⅲ 》 三岸 節子
第5展示室 以前、数度鑑賞させて頂いた作品が多かったので、写真撮影は致しませんでした。
今回は58点もの作品が展示されており、特に感動した作品の写真撮影をさせて頂きました。
*写真撮影については、当館受付で了承を得ております。
不要不急の外出自粛が続き、やっと開館となり久しぶりに訪れた美術館です。『北海道銀行創立70周年 道銀文化財団創立30周年記念 北海道銀行コレクション』初日、と言うことで観覧される方はおりましたが、密になる程ではなく安心して観覧できました。
コロナ禍は間もなく2年に及ぼうとしています。ステイホームにもそれはそれで慣れました。ただ我慢を強いるだけではなく、様々な面で少しずつ活動がより広がっていける様な対策を望みます。マスクを着用した行動は必須です。