北海道新聞（2021.9．9）付によると、午後8時～9時に「さっぽろテレビ塔」がライトアップされるという記事が載っていました。小児がんに対する理解や支援を広げようと世界共通シンボルカラーの金色（ゴールド）に。
日本は初めて参加した国際的なイベント「世界小児がん啓発キャンペーン」
有名な建物や遺跡を金色（ゴールド）にライトアップ
「世界小児がん啓発キャンペーン」は毎年9月に有名な建物や遺跡を金色（ゴールド）にライトアップ。がんの子どもたちに必要な医療や研究に光を照らす国際的なイベントで、日本は本年初めての参加となりました。全国の小児がん治療施設が参加する臨床研究グループと日本小児がん研究グループが、東京スカイツリー、東寺（京都）、広島城など9月中に14カ所をライトアップする国民への啓蒙活動です。
「さっぽろテレビ塔」は
9日午後7時半過ぎに「さっぽろテレビ塔」に向かうと、既にライトアップは始まっていました。虹色に変化していく様子を眺めながら「さっぽろテレビ塔」に近づいていきましたが、残念ながら直ぐ側まで行くことはできません。8月上旬の「東京2020オリンピック」マラソン競技スタート・ゴール地点の撤去作業中だからです。かなり撤去作業は進んでいる様に見られます。
午後8時丁度に「さっぽろテレビ塔」全体が
それまで虹色にライトアップされていた「さっぽろテレビ塔」は、午後8時丁度に全体が金色（ゴールド）に変わりました。フェンス越しにカメラを向ける人たち。足早に通り過ぎる人たち。でも、今夜の上記のような「さっぽろテレビ塔」ライトアップの趣旨が何れだけの人たちに理解されているのかは疑問でした。「綺麗。」と何気なくカメラに収める人や通り過ぎる人たちではと。
偶、「小児がん」の子どもたちに関するボランティア活動で学習支援をしていますので、新聞記事が目に止まり出かけてみました。この記事も当日ではなく、せめて一週間ぐらい前の掲載なら心に留める人がよりいたのではないかと思います。
まして、このコロナ禍です。自宅療養をやむを得ず送っている人、重症化し苦しんでいる人、他にも持病を患っている人。昼夜を問わず医療従事されている方々の大変さ。他人を思いやる心を持っていたいものです。