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日記

秋の花を探しながら「三角山」から縦走して「大倉山」に登ってきました

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暦の上では9月、穏やかな天候が続きます。今日も絶好の登山日和、「三角山」登山口へ向かってひたすら歩きました。

夏の名残を感じる中で、秋に咲く花を見つけました

「山の手」登山口から「哲学の道」を経て「大倉山」へ縦走

それ程疲れを感じず、ただ淡々と上を目指しました。縦走路では誰一人として登山者には遇わず少々不気味でしたので、手持ちの鈴を鳴らしてみたものの。突然、笹藪からボキボキと木の枝が折れる音が聞こえます。風は吹いていませんでしたので、まさか「森の熊さん」では?振り向きながら急ぎ足でそっとその場を離れました。何事もなさそうで?

「大倉山」頂上付近で

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太い木の根が登山道を張り巡らし足下を取られないように気を遣い、油断ができません。知らず知らずのうちに足下ばかり見ながらただひたすら歩いていました。間もなく、「大倉山スキージャンプ場」の白い屋根が木々の間から見え隠れしてくるはずです。そこが今日の目的地。

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何気なく顔を上げると太い木の幹に「大倉山307メートル」の標識がかかっています。この木の場所が「大倉山」の正式な頂上だったのです。あの「大倉山スキージャンプ場」ではなかったことを初めて知りました。

けれども、白い屋根はなかなか見えてこないのです。こんなはずではないと思いつつ、突然急な下り坂に出くわしました。「大倉山スキージャンプ場」への登山道に急な下り坂はなかったはずです。あるはずもないベンチに腰を下ろし、しばし考えました。殆ど一直線の「三角山」から「大倉山」の縦走路ですから、道を間違えるはずなどありません。。

このまま進もうかそれとも?結論としてはUターンすることにしました。すると、ほんの10メートルくらい先に何と「小別沢方面」の立て札を発見。どうやら「大倉山スキージャンプ場」の白い屋根は木々の葉が覆い茂り見えなかったこと、「小別沢方面」の立て札を足下を気にして見落としていたこと等で直進してしまったようです。Uターンし戻って大正解。

下山は「大倉山」から「三角山」縦走路を経て

「大倉山スキージャンプ場」はコロナ禍で休業中、展望台で休憩することはできません。やむを得ず休憩すらしないでそのまま下山です。登って来る登山者が増え、来る途中の「森の熊さん」は大丈夫そうです。登山道脇にわずかながら咲いている花に目を向ける余裕が出てきました。

突然目の前を茶色の物体が走り去っていきました。「エゾリス」です。「円山」に生息している「エゾリス」とは異なり餌付けされていませんので、人を発見すると素早く逃げ去ります。「円山」では反対に寄ってくる人懐っこい「エゾリス」がいる程ですから。

【アキノキリンソウ】キク科アキノキリンソウ属

【トリカブト】キンポウゲ科トリカブト属

【ハギ】マメ科ハギ属 花は「エンドウ」に似ていてマメ科植物そのものです。まさかこんなところに「エンドウ」の花が?と、見間違える程そっくりです。

秋の気配を感じながら「三角山」と「大倉山」の縦走ができました

「三角山」と「大倉山」にはこの時季目立たないのですが、秋の花「アキノキリンソウ」や「ハギ」、「トリカブト」を探すことができました。注意深く登山道を歩かないと見落としそうです。ほんのわずかな花々ですから。

今日は9月3日、今回の登山はシーズン30回目。「三角山」は10回目。丁度、切れの良い記念すべき「三角山」登山となりました。

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