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日記

暑さも一段落したところで、「三角山」に登って来ました

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例年にない猛暑が続いていましたので、マスク姿で登山口まで歩くことを考えるとそれだけでエネルギーを使ってしまいます。コロナ禍の昨年の夏、初マスク着用で登山をしたところ数度酸欠状態に。この夏場の低山登山は早朝の「円山」以外極力控えていました。

例年にない暑さから解放され、心地よい登山日和の中を「三角山」へ

やっと、爽やかな風が吹く朝を迎え一月ぶりの「三角山」登山です。登山口までのウオーキングも慣れたのか苦にはならなくなりました。ワクチン接種が終了しましたが、未だ公共交通機関の利用からは遠ざかっています。歩ける範囲での行動が日常的になってしまいました。これはコロナ禍のお陰?です。

今日の「三角山」登山はウオーミングアップとして考え、無理をせず平坦な登山道が続く「哲学の道」から「大倉山」との分岐点までを目標としました。

「山の手」登山口から登って

より一層夏草が茂り静寂そのものの登山道です。つくづく山道を歩けることの有りがたさを感じさせられました。自然の中に溶けこむことで心身ともにリラックスし落ち着きます。悶々としたりイライラしていたのが何処かへ飛んでしまうので不思議です。

「哲学の道」から「大倉山」との分岐点まで

弾んだ声と共に腕章を付けた5~6人グループの団体さんが下山してきました。何かの整備をしていたのでしょうか。緩やかな九十九折りが続き、途中岩場があるのです。崩落の跡が残っている箇所で、下までずっと続いている岩。低山とは言え「山」なのです。

下山は「こぶし平」から「宮の森」登山口へ

ふと下を見ると「カタツムリ」がのんびりと・・・。踏んでしまいそうになりました。邪魔をしてごめんなさい。緩やかな下りが続く登山道の横にひときわ目を引く山野草群。今年は春の「三角山」から、訪れる度に「マムシグサ(コウライテンナンショウ)」と「オウバユリ」を密かに観察していたのですが。

【マムシグサ(コウライテンナンショウ)】2~3株、大きく生長してたのに無様にへし折られていました。まだみずみずしくて最近のように思われます。トウキビのような実ができかかっていたのに非常に残念です。

【オオウバユリ】一月前に鋭利な刃物で切り取られ、全て持ち去られていたその跡です。面影は全くなく枯れかかった茎だけが残っていました。実がついた茎はドライフラワーに重宝されると聞きます。商品価値があるから持ち帰ったのでしょうか。自然のままの姿を、それを楽しみにしている登山者がいることを知ってほしいものです。

小さな1株だけ健在だった【オオウバユリ】

登山日和の中を足取りも軽く家路に向かい

帰り道、最適な登山日和の中を足取りも軽く快適でした。気温は暑すぎず寒すぎず。これから秋に向かって益々最適な登山シーズンとなります。けれども、土日祝日は人気の山なので「密」になる可能性があります。コロナ禍はまだ収まりそうにもありませんので、平日を選びながらの登山となります。次回の「三角山」登山はどのコースにしようかとあれこれ考えながら家路につくと、心が弾みました。

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