「ボランティア活動」学習支援を行うためによく利用していた札幌駅近くの「エルプラザ」はコロナワクチン接種会場のため暫く使用することができません。それで、日中貸室をしているホテルでの活動となりました。最近のコロナ禍で制限されていた「ボランティア活動」学習支援です。感染対策が徹底されている場所で久し振りの活動となりました。
コロナ禍で活動が制限されていた「ボランティア活動」学習支援
徹底された感染対策を行う中で
入室すると手指のアルコール消毒・マスク着用、机にはアクリル板が設置されています。既に、若いボランティア活動大学生が数学を終え、英語を行っている最中でした。久しぶりに若い方々と接したような。というより人との接触はできる限り避けているのが現状でしたから。担当している中学生は、夏休みの宿題が多くあるのですが体調が優れず学習を滞っていました。急に一気に学習を進めるのは大変そうです。
担当した課題は美術「手のクロッキー」でした
暫しの休憩後、濃いめの4Bの鉛筆を用意し美術の宿題「クロッキー」に取りかかりました。自分の左手、手のひらとそこに見える線やしわ・5本指の長さと太さの特徴や関節等を眺めるところから始めてみました。「さあ、描こう。」ではなく。
グー・チョキ・パー等6種類を描くのが課題ですが、これまでクロッキーの体験はなかったようです。
初めはグーのクロッキーですが、ただ握っても5本指の微妙なポジション?でその様子が変わります。いろいろ握り方を変えて好きなグーの形を選び、見えたまま直線ではなく曲線で描いていきます。爪や関節のバランスを考えて。
初めてにしてはなかなかの出来栄えです。ポイントをつかみ、後の5種類は自宅で描くことにしました。その後、休憩時間のはずが、自主的にパーのクロッキーを描いています。どうやらコツをつかむと集中して取り組めます。
活動後は久し振りのメンバー再会に話に花が咲いてしまいました
その後、次のボランティア活動大学生が来室するまでしばしティータイムとなりました。今日のボランティア活動のメンバーは久し振りにお会いした方々ですので、尽きない話に花が咲いてしまいました。けれども、長居は禁物です。良識のもとに。