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日記

「藻岩山」山麓「札幌平和塔」へ、「サンショウウオ」の成体は見られるのでしょうか

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6月下旬、日差しに恵まれ真夏のような暑さです。「藻岩山」山麓へ出かけてみました。ロープウェイや展望台は依然として休業中です。ロープウェイ入り口横の石段を上ると「札幌平和塔」登山口です。そこから「札幌平和塔」を目指しました。

幼生(オタマジャクシ)が変態し、成体(サンショウウオ)は見られるのでしょうか

緩やかな九十九折りを進むと短時間で「札幌平和塔」へたどり着くことができます。頂上直下、急登の石段を避けて「ひろば」経由とすると「札幌平和塔」の裏側です。こちら側から登った方が難無く目的地へ。倉庫があり木々の間から子供達の声が聞こえてきます。「札幌平和塔」横の池で何やら捕獲中?「こんにちは。何をしているの?」「カエルのオタマジャクシを取っているよ。」

小学5・6年生くらいの男子3人が池のオタマジャクシを手ですくい上げ、直ぐさまリリースしています。持ち帰る訳ではなくオタマジャクシであることを確かめてからリリースしているのだそうです。「サンショウウオ」のオタマジャクシではなく「カエル」のオタマジャクシとのこと。

「サンショウウオ」のオタマジャクシはすべて成体になってしまったのだろうか。気落ちしながら見せてもらったところ、オタマジャクシには「サンショウウオ」の幼生の特徴バランサーがあります。「このオタマジャクシはカエルではなく、このバランサーが付いているからサンショウウオのオタマジャクシだよ。」と話したところ素直に納得してくれました。

「ごめんなさい。見ず知らずのうるさいお婆さんが口出しして。」「初めて知ったので良かったです。」と、答えてくれほっとしました。「お先に失礼しますね。」見ず知らずの大人に声を掛けられると事件になってしまう世の中です。こちらが気を付けないと行けませんので、確認すると素早く後にしました。

「サンショウウオ」の幼生(オタマジャクシ)の数は僅かでしたので

「サンショウウオ」のオタマジャクシは成体になり陸上生活をしているのでしょうか。調べてみたところ、7月というとオタマジャクシ(幼生)から無事に変態し「サンショウウオ」(成体)になっている時季です。

帰り道は「ひろば」経由、「東本願寺 御廟」へ

帰りは登山道ではなく、「ひろば」経由で下山しました。初めて通る道でシラカバ林が続いていたりキノコを発見したり。何処へ出るのか不安な思いで舗装路を下ってみると「東本願寺 御廟」横へ。新しい発見で「藻岩山」には、このような道もあったのです。この辺りから眺める札幌市の見晴らしは抜群です。「札幌平和塔」からの眺望は殆どと言って良いほどありませんので。

「サンショウウオ」の成体は残念ながら見られませんでしたが、オタマジャクシがかなり少なくなっていました。きっと近くの草地や森林へ移動しながら水陸両方の生活をしているのでしょう。

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