意気揚々とベランダのカーテンを開けました。何と地面が濡れていて、結構な量の雨が降った後があるのです。「円山」登山の予定の日。昨日の気象情報では雨マークは全くなかったはず、やむを得ず「円山公園」早朝ウオーキングに切り替えました。「五月晴れ」と言われるほど晴天が続く5月のはずなのですが。
シャッターが降りた静かな通りを歩くと、多くの飲食店には「5月31日まで営業を休みます」という貼り紙があります。居酒屋でなくても、食後の後にワインを提供するイタリアンレストランでも同様です。そういう中で「閉店します」という貼り紙も数軒見られました。
「円山公園」雨上がりの花たちは生き生きとして
「杉林木道」(動物園方面登山口)を散策してみると
「杉林木道」登山口からの登山は、水はけが悪く少しの雨でもぬかるみになってしまいますので、降雨があると控えています。登山口付近に差し掛かると、長靴姿の登山者が下山して来ました。またの機会を楽しみに無理をせず山野草の観察に徹していきます。
雨上がりで「マイズルソウ」や「クルマバソウ」「マムシグサ」が何時になく生き生きとしています。
【マイズルソウ】のミニ群生地
【クルマバソウ】
【マムシグサ】
最近はすっかり見慣れてしまった、一見奇妙な「マムシグサ」ですが、すぐに探せるようになりました。群生しているわけではなく、ひょいと一本生えていたり、まばらに二・三本で生えています。興味を持っていないと見落としてしまいそうな山野草の一つです。
木道側の一本の「マムシグサ」は何かを語りかけているようです。凛として縞模様がより一層引き立っている「マムシグサ」。
「円山公園」の花壇は様々な種類のチューリップで彩られ
「円山公園」入り口付近の花壇のチューリップをスマホカメラに収めていると、「この青い花の名前は何ですか?」と、尋ねられました。「ムスカリです。」「ムスカリでしたね。すぐ、忘れるんですよ。」「時間が経ってやっと思い出すことが多く、今はたまたま覚えていまして。」と、会話が続きました。
手入れの行き届いた満開のシャクナゲに思わず立ち止まり
「円山公園」正門向かいに高級タワーマンションがあります。その前に植えられている「シャクナゲ」。以前から通る度に気になっていました。眩いほどの美しさを放っているのです。「シャクナゲ」というと低木ですが、これ程低く植えられているのは珍しいです。手入れが行き届いているからか品種なのかは定かではありません。。
よく似ている花を付ける草木の「シャクヤク」ではと思いましたが、葉が確かに「シャクナゲ」。蜂が蜜を求めて飛び交っています。密?ではなく蜜を求めて。写真の真ん中辺りに写っていますが。