朝から降雨の予報なのですが、まだ大丈夫そうです。早朝ウオーキングをしました。「大通公園」は、「12丁目」バラ園から「6丁目」にかけて薄紫色や紫色、白色の「ライラック」が満開です。その中で「8丁目」に殆ど花が小さくて目立たないのですが、一本の木に紅色と白色が混じり合って咲いています。「ズミ」と記されていました。見落としてしまいそうな樹木です。
似たような樹木が「北海道立近代美術館」庭園にもありましたので、確認のため廻ってみました。殆ど同じ種類に見える木が近くの薬局横にもあり、こちらは「ボケ」とのこと。
一本の木に紅色と白色、混じり合って花が咲いている「ズミ」や「ボケ」
【ズミ】
「ズミ」バラ科リンゴ属 リンゴの近縁で野生種。語源は染料になることから「染み」から、あるいは実が酸っぱいから酢実とも呼ばれ「ズミ」へ。
「大通公園」8丁目の「ズミ」
「北海道立近代美術館」の「ズミ」
【ボケ】
「ボケ」バラ科ボケ属の落葉低木。果実が爪に似ていて、木になる爪で「木爪(もけ)」とよばれたものが「ボケ」に転訛したと言われています。花の色は淡紅、緋紅、白と紅の斑、白などがあり雄性花と雌性花があります。
今の時季、一般家庭やビルの前庭に真っ赤な「ボケ」が咲いています。二色の花が一本の木に同時に咲いている「ボケ」を初めて見ましたので、衝撃的でした。ウオーキングをしていると新鮮な発見があります。季節の移り変わりともに樹木や花壇、山野草の花に。
「ボケ」には紅白の花がそれぞれ一本の樹木に咲いている種類があります。けれども、「ズミ」の方は赤みを帯びていた蕾が開花しある程度時間が経過すると花は白色になっていくのでしょうか?