毎朝の食卓に欠かせない「納豆」。特に深い拘りがあるわけでもなく、味とパッケージの面白さに惹かれ買っています。納豆の産地は、北海道は言うまでもありませんが東日本が多く千差万別です。元々西日本には納豆の文化はなかったように聞いています。
子供の頃、納豆といえば筒状で藁に入ったもの、平べったく薄皮に包まれていたもの、三角形の薄皮に包まれていたものがありました。最近では殆どが白い容器で三個パックものを多く目にします。様々な産地や種類の中から最近購入したもので記してみました。
様々に工夫された商品が、スーパーの一角を陣取っている納豆
超小粒、小粒、普通と大豆そのものの大きさで舌触りや食べ応えが異なるためか消費者の要望に応え商品は豊富です。更に辛子付き、タレ付きやタレなしとあり、そのタレも種類豊富です。全てを買ってみて確かめてみたいと思いつついます。
○ Secoma小粒納豆 ーこだわりのタレ付ーかつおと昆布の合わせダシ45㌘×3
原材料名:大豆(アメリカ又はカナダ)、納豆菌 製造所:ヒナタフーズ株式会社 北海道夕張郡由仁町古川73-1
セコマ限定で販売されています。69円(外税)。セコマでは常時お買い得商品の一つになっています。
夕張郡の工場ということで、ささやかながら応援のつもりで購入してしまいます。まろやかで舌触りの良い納豆です。
○ 昔ながらの味 本造り納豆 こだわりのたれ付き 極小粒大豆使用40㌘×3
原材料名:大豆(アメリカ又はカナダ)、納豆菌 製造者:株式会社ヤマダイフーズプロセシング 北海道小樽市銭函3丁目319-1
サツドラ 59円(内税)
極小粒ですが、粒の感触が口に残るのでもう少し柔らかでも良いのでは、と言う印象を受けました。
○大根おろしがたっぷり おろしだれ納豆 国産大根おろし入りたれ付 極小粒40㌘×3
原材料名:大豆(アメリカ)製造所:あづま食品株式会社 栃木県宇都宮市下田原町3480-2
マックスバリュ 78円(外税)
大根を描いたユーモア一杯のパケージのイラストと文字が好きです。しょっぱ過ぎない大根おろしタレが食欲をそそります。
○北海道江別大豆の小粒納豆 北海道江別産大豆スズマル大豆100%使用 たれ付 40㌘×3
原材料名:丸大豆(北海道産)、納豆菌(平成28年2月19日 第21回全国納豆鑑評会 特別賞受賞)
製造者:オシキリ食品株式会社 北海道江別市工栄町5-7
札幌東急 地下1階フードショー 120円(外税)
パケージに江別の木、「ナナカマド」のイラストが描かれていて、「旨くて甘いスズマル大豆」と「つくり手のこだわり」について書かれています。北海道江別産大豆スズマル大豆は甘みのある味わいの納豆に拘る理由が伝わってきました。
○こだわり十穀納豆 十穀の旨み、大地の恵み。 たれ付 40㌘×3
原材料名:大豆(アメリカ又はカナダ)、納豆菌、小豆(国産)、緑豆、赤米(国産)、胚芽押麦、はと麦、もちきび、たかきび、胚芽玄米(国産)、キヌアをブレンド
製造者:オシキリ食品株式会社 北海道江別市工栄町5-7
札幌東急 地下1階フードショー 169円(外税)*賞味期限が迫っていましたので半額の85円で購入。
十穀がブレンドされた納豆は初めてで、とろみがあるまろやかな味のタレ付です。口に含んだ時、様々な粒々が気になるかもしれませんが納豆そのものの美味しさが主となります。
「札幌東急 地下1階フードショー納豆コーナー」には、北海道産大豆を使用した納豆の他に青森県、山形県のご当地納豆が並べられていますので、これからの楽しみとしておきます。
納豆にまつわる子供の頃のこと
子供の頃、匂いとあのネバネバが好きになれず仕方なしに食べていた納豆です。一汁一菜が主でしたので、味噌汁以外におかずは他にないというのが理由でした。さらに兄弟が多く、1パック(今の1パックよりは量は多かったのですが)を父が大きな丼にあけます。
ぞこへ卵1個とほんの少量の砂糖を入れ、混ぜるに混ぜて家族6人分に変身させるのです。一人分はふわっとしたアワの中に納豆の粒が数個あったような。当時、納豆は高級品だったのでしょうか。昭和20年代後半~40年代のサラリーマン家庭は、公務員とはいえただ単に貧しかっただけです。