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日記

「中島公園」は、静寂を漂わせた「中島公園」、季節が秋へと移ろう木々が美しく水面に写し出されています

投稿日:2020年10月21日 更新日:

「大通公園」を経て中心街に向かい銀行や区役所へ手続のため出かけました。折角ここまで来ましたので、そのまま「中島公園」へ向かいました。半年ぶりに秋色の「中島公園」を期待していました。例年、「コンサートホールキタラ」へは様々なコンサートで、「北海道立文学館」へは催し物があると見逃さずにいたのですが、今年はそれもままなりません。

春には咲き移ろう花々で楽しませてくれた「中島公園」でしたが

春の「中島公園」は桜に始まり時を経て移ろう花々が魅力的でした。薄紫の藤、黄色い藤の花のようなキングサリ、余市町で「リタロード」として親しまれているベニバナトチノキ、珍しいモクレン科のオオヤマレンゲ等、「中島公園」でしか見ることができない花に出会うことができたもです。

行きには繁華街を歩いたところ、予想外に人通りが多く道を変えれば良かったと反省しながら早足に通り抜けました。最近、札幌市では「新型コロナウィルス感染症」の陽性者が増えつつあり、私なりに要注意と考えていたのです。あくまでも通り過ぎるだけの人とは感染しないとは言われていますが。

「中島公園」はこれまでと変わらず、三々五々散策をする人の憩いの場となっていましたが、佇まいはすっかり秋へ衣替えです。入り口付近に一寸した人だかりができていて、ウエディングカップルが写真撮影をしていました。コートを羽織る季節になってきたのでウエディングドレスでは寒そうに思えたのですが、塞ぎ込んでいるご時世に束の間の祝いごとです。

「日本庭園」は秋の風情を漂わせて

大好きな「日本庭園」はヤマモミジの赤色が映え、お茶室「八窓庵」辺りが絵のような趣で秋の風情を漂わせていました。逆さに水面に映し出された風景が静寂そのものを物語っているのです。その景色の中で和装のウエディングカップルが写真撮影をしていました。今日は平日とは言えウエディング関係が多くおめでたい日のようです。

カモとオシドリが遊ぶ「菖蒲池」

「菖蒲池」を巡ってみると、一際赤というより紅色が目立つ木を見つけ近寄ってみるとニシキギです。葉が全体的に紅葉しているのではなく未だ青々とした葉もあり、同じ枝の葉でも違いがあるのです。水辺ではなく小高い丘に数羽のカモ集団?がいたので、驚いてしまいました。

「どのようにしてあの高い場所へ?」「私達には羽根がありますから。」と、答えてくれたような?成るほど池を漂うカモのイメージしかありませんでした。菖蒲池にはたくさんのカモの他にオシドリがいて、そのオス達の余りの綺麗さに見とれてしまいました。同じオスでも良く見ると羽根の色や彩りのバランスが若干異なり個性的な姿をしています。

葉は紅葉しているのにツツジの花が咲いていて

この時季にツツジが咲いていて目を疑ってしまいましたが、やはり確かに薄紅色のツツジの花なのです。不思議な現象に遭遇でき紅葉している葉と見分けがつきにくい薄紅色のツツジの花。

帰り道、もう「雪虫」が飛んでいました

帰りはなるべく人通りの少ない通りを歩き家路を急ぎました。小さな虫が目の前を飛び交っています。まさか、もう「雪虫」?人が歩いている高さを低空飛行で縦横無尽に飛ぶ姿は紛れもなく「雪虫」そのもの。早過ぎない?と、思いながらも既に10月も中旬を過ぎているのだから当然かもしれない。雪虫が飛ぶと10日から二週間後には初雪が見られると言われている北海道。今年の初雪は11月初めなのでしょうか。

今年は2月の「雪まつり」前後からコロナ禍に見舞われ、「新しい生活様式」の元に、春から夏へ。そして、つかの間の秋を感じる暇もなく「雪虫」が飛ぶ季節へと巡っています。足早に時は過ぎ去り、もう間もなく冬が訪れようとしているのです。

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