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日記

頂上を独り占めでした、残暑厳しい中を登ってきた「円山」

投稿日:2020年9月1日 更新日:

ここ数日、北海道にとっては珍しく30度超えの厳しい残暑が続いています。明日からは一転し、雨模様。今日は「藻岩山」へ行く予定をしていました。ここ二回ほど、登山口までの一時間あまりをマスク姿で歩き酸欠状態になっていました。

今日も朝からこの暑さのためどうしようかと考えていましたが、「円山」までの20分くらいなら大丈夫だろう。というわけで、気持ちを切り替え「円山」としました。「藻岩山」は暑さが一段落する秋までお預けです。

「八十八カ所観音像登山口」から登って

でも、やはり登山口まではかなりの暑さでした。ところが、木々の葉が覆い茂った山道は殊の外涼しく心地良さをを感じてしまいました。「八十八カ所観音像登山口」から一気に登る勢いでただひたすら上を目指しました。今日は登山者が少なくて、お一人様登山者と時折行き交うだけでした。

昨年、この「円山」でよくお会いしていた高齢男性が下山してきました。いつも身につけていたあの懐かしいジーパン姿。最近お会いしていないと思っていたら、こちらのきついコースを選ばれていたようです。登山そのものは、起伏に富んでいる「八十八カ所観音像登山口」コースの方が面白いのかもしれません。お達者な方です。

独り占めできた山頂

頂上に辿り着くまでに15人と、いつもよりかなり少ない登山者。この暑さの中では控えているのかもしれません。山頂付近の観音像には成るほど、八十八と刻まれていました。これまで気にもしていなかったのです。何時訪れても「円山」の頂上はラッシュ状態でしたので、いそいそと下山していました。

ところが今日は違って、頂上の岩場とそこから眺める雲一つない真っ青な空を独り占めできました。初めてかもしれません、ご褒美の爽快感。しかし、ご褒美とはいえ、遮るものがなくただ燦々と降り注ぐ太陽の下はとにかく暑い。水分補給をして、そそくさといつもの「林道杉林登山口」方向へ下山しました。

途中、標識を読もうと思わず見上げたら何と立ちくらみがします。いけないいけない、この暑さの中ですから。気を取り戻し「林道杉林登山口」へ向かって歩いていると、足元が晴天続きの乾燥で滑りがちでした。慌てない慌てない。

爽やかな下山道の「林道杉林」

「林道杉林」は日陰で心地良い風も吹き、満足げに帰路を急ぎました。心なしか気温が低めに感じられ爽やかさを満喫です。

夏の終わりの一コマの汗だく登山。後で知ったのですが、今日の最高気温は33度。40度近くになる本州と比べると申し訳ないのですが、やはり暑い。自宅から少しばかり歩くだけで気軽に涼しげな登山ができるとは有難いと、暑い夏に感謝しています。

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