「北1条通り」を西に向かい、「北海道神宮」の大鳥居を潜り抜けたところに老舗札幌円山「丸亀」本店があります。暖簾が下がった古い店構えでどんなお店なのか入ってみようかと思いながら、これまで敷居が高く感じられ躊躇していましたが、一歩店に入ってみるとそれは一掃されてしまったのです。
商品は鮭製品が中心でスーパーの製品と比べ極端に値が張る訳ではありませんでした。取りあえず何にしようかと、お試しに購入してみたい商品を迷いつつ店内をまわってみました。
「丸亀」の原点(ホームページより)
郷土の鮭と向かい続けて80年、神からの授かりもの「鮭」に感謝し、慈しみ大切に扱うこと、手作り自社加工の技術を継承すること、北海道の真の名産として恥じない鮭製品をお届けすること、時代は変われど変わらぬ丸亀の想い、魂です。
「新」鮮逸品を「心」鮮逸品として
レジ袋に記載されている上記の原点には、「新」を「心」に置き換えているところに創業者の「心」を感じ取ることができ、それが店の至る所から伝わって来るのです。
鮭グラタン(冷凍グラタン) 500円(内税)
原材料名:牛乳(国内製造)、生クリーム、白鮭、マカロニ、バター、エビ、いか、あさり、小麦粉、コーン、パン粉、パセリ、チキンコンソメ、食塩、胡椒
冷凍されていてレンジで5分とあり、取りあえず身近な食品として買ってみました。スーパーの冷凍食品と異なり手作り感いっぱいで美味しい。原材料に拘りが見られ輸入食品と思われるものは一切入っていないので、お子さんにも安心安全です。
中華そば 醤油2人前 304円(内税)
追記2020.6.29
実は、「鮭フレーク」がほしかったのですが、既に売り切れでした。先日、「鮭の皮チップ」なるものがありましたが、同様に売り切れていました。これらは次回の楽しみとします。
鮭ハラス 540円(内税)
冷凍されていましたので、解凍せずにそのまま焼いてみました。一気に強火にするのではなく、あくまでも弱火を心掛けました。徐々に香ばしい匂いが立ちこめ解凍がほぐれますが、ここでも強火厳禁です。ひっくり返して焼き、皮に焦げ目がついたら焼き上がりです。
この方法で、冷凍されていても上手に焼くことができます。「鮭ハラス」は切り身そのものより脂があって美味しいのです。魚の脂は体にとって良いので心配いりません。これまで、スーパー等で市販されている「鮭ハラス」をよく買いましたが、体に良い脂であっても思いの外多くて、どうやら養殖物だったようです。
さすが天然物鮭のハラスはひと味もふた味も、さらに脂の乗り具合も違いました。骨の処理がなされていますので、お子さんにとっても心配なく召し上がることができます。
老舗札幌円山「丸亀」札幌本店:札幌市中央区北1条西27丁目3-16、 新千歳空港店、 大丸札幌店