日記

札幌「滝野すずらん丘陵公園」では「チューリップ祭り」の季節ですが

投稿日:2020年5月9日 更新日:

ちょっとした片隅に花が植えられているマンションや個人住宅があります。そこに、いつ咲くのだろうかと待ち焦がれていたチューリップを見つけました。数日前までは、堅い蕾にすぎなかったチューリップ。この陽気で次々と咲き始めているのです。不思議に思うのは、スペースのためか殆ど横並びになっていること。

例年行われている「滝野すずらん丘陵公園」の「チューリップ祭り」

チューリップは花の色や大きさ、形など多種あります。「滝野すずらん丘陵公園」では、丁度この時期に「チューリップ祭り」が開催されます。あの広い丘陵地帯一面に様々なチューリップが咲き乱れるのです。これまで毎年出かけてはチューリップの花について学ばせていただいた「滝野すずらん丘陵公園」。

今年は住宅街のチューリップで

今年の「滝野すずらん丘陵公園」はどうなっているのでしょう。開園しているのでしょうか。例え開園していても南区にあり遠方なため、地下鉄やバスの利用となってしまいます。やむなく断念するしかありません。住宅街に一斉に咲き始めたチューリップを見るにつけ考えてしまうのです。今年は住宅街のチューリップに思いを寄せ、心を癒やすしかないのかもしれません。

昨年、「チューリップ祭り」を訪れた際、あの広い園内をシラネアオイ群生地までウォーキングしました。シラネアオイは滅多に見ることができない春の山野草の一つです。人の手で造りあげた広大な花壇と自然のままの状態で山野草を観ることができる「滝野すずらん丘陵公園」はお気に入りのスポットの一つです。

歩きながらふと思い浮かべたこと

「チューリップ」といえば、「さいた さいた チューリップのはなが ならんだ ならんだ あか しろ きいろ どのはなみても きれいだな」のメロディーが思い浮かびます。教師をしていた頃、一年生は音楽で鍵盤ハーモニカを学びます。初めて手にする子がほとんどでした。

ド、レ、ミ・・・と、右手の親指、人差し指、中指の順に鍵盤の上に載せて息を吹き込みながら音を出していくのです。大人にとっては単純なことに思えても、1年生にとってはは難しくて、なかなか音を出せない子、うまく指が動かない子等など、多くいました。

息を吹き込みながら鍵盤を目で追い指を動かしていくのです。今、思い起こしてみるにつけ、一度に三つの動作を同時に行っていきます。息を吹き込むだけでも、これが結構苦しいのに。二学期になると、メロディーが弾ける子もいたほどで、それだけ高度なことを要求していたことがわかりました。

家庭で鍵盤に触れる環境にある、ピアノやエレクトーン等の習い事をしている子はスムーズでしたが、対象はあくまでも全児童でした。ド、レ、ミ、ファ、ソの5音でできる曲、「たこたこあがれ」等から始めて、最初に練習する曲らしい曲?が「チューリップ」。まず歌を歌いメロディーを覚え、それから階名で歌って。

「さいた さいた チューリップのはなが ならんだ ならんだ あか しろ きいろ どのはなみても きれいだな」と、詩自体が個性的な子供たち一人一人を象徴していたのでしょうか。小学校は学校生活の入り口に過ぎないかもしれませんが、大切な6年間なのです。この時期、学期末から学年初めにかけての基調な期間を、是非取り戻してほしいものと改めて考えてしまいます。北海道は連休が明けても未だ休校が続いています。

追記

「滝野すずらん丘陵公園」について調べてみたところ、当面「臨時休園」しており、開園は未定でした。やはり、今年は我慢です。

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