日記

「チシマザクラ」が開花した根室ですが、札幌「寒冷地土木研究所」では

投稿日:2020年5月9日 更新日:

早朝ジョギングをしていたら、2~3日前満開だった桜はすでに葉桜となっていました。大ぶりの枝に花を咲かせていた「教育教育文化会館」の桜、古木と思われる「北海道知事公館」の桜、早咲きの「札幌市資料館」の桜。北海道の桜は一気に咲き誇り、あっと言う間に散っていき少し寂しさを感じてしまいます。葉桜とは言え、その葉は赤みを帯びていて真っ赤な可愛らしい小さな実をつけています。食用にはならないけれどサクランボですね。

街中の満開の桜と「寒冷地土木研究所」のチシマザクラ

以前住んでいた豊平区に人知れずチシマザクラの名所地があることを思い出しました。昨日のニュースによると根室ではまだ開花宣言されていないとのこと。もしかして、開花しているかもしれないと思い、「寒冷地土木研究所」を地図で調べてみるとここから片道約5㎞。ウォーキングで1時間くらいかかりそうです。一休みしてから、ジョギングの疲れも忘れ、出発しました。

寒冷地に咲くチシマザクラ

エゾヤマザクラやソメイヨシノはよく目にする桜ですが、チシマザクラは根室地方や北海道の高山で見られる桜です。他の多くのサクラのように幹がスッと伸びるのではなく、横や斜め上に伸びる特徴があるため低木が多いです。寒さや雪に耐えられるように進化したのでしょうか。

「寒冷地土木研究所」はチシマザクラの隠れた名所です

「寒冷地土木研究所」のチシマザクラは職員の方々が植樹された歴史があるそうです。わくわくしながら門に近づいたのですが、おやっと思いました。精進川沿いのチシマザクラは、エッ、もう葉桜?そう、葉桜なのです。警備員の方に伺ってみたところ、今年のチシマザクラの開花は天候のせいもあり例年より早かったとのこと。

でも、コロナ感染症のため一般開放はなかったそうです。中に入ることはできず、門のところで写真を撮る許可を頂きました。残念極まりなし。仕方ありません。例年、5月の20日頃に開花するそうなので来年に期待しましょう。自分に言い聞かせながら後にしました。

寒冷地土木研究所:札幌市豊平区平岸1条3丁目1-34

豊平川の「9条橋」から遠くを眺めて

帰り道、ふと立ち止まり豊平川の「9条橋」から遠くを眺めて見ました。河川敷をウォーキングやジョギングで汗を流す人。遙か遠くには懐かしい恵庭岳を望むことができました。まだ山肌には雪が残っています。あの山には何度登ったことでしょうか。急勾配の山で結構きつかった記憶があります。

枝垂れ桜が満開です

今満開の見事な枝垂れ桜を見つけました。まるで花が流れる水、滝となって咲いています。圧巻は「パークホテル」前庭。駐車場の車も少なく閑散としていますが、花壇の花や敷地を取り囲んだ桜の樹木が生き生きとしています。やはり、真っ青に晴れ渡った空にサクラの花は似合っています。

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