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日記

藻岩山「旭山公園登山口」付近へ散歩がてらに出かけ

投稿日:2020年3月22日 更新日:

本州では昨日今日と日中の最高気温が20℃以上というところがあるらしく、北海道民にとっては既に夏のように思われます。北海道はそこまではいきませんが、ここのところ、最低気温がやっとプラスとなり、日中は10℃そこそこで暖かくなってきました。

今日のお散歩コースはどこにしようかと考え、登山にはまだ早いのですが藻岩山登山口付近までとしました。それも「旭山公園登山口」です。付近としたのは、近くまで行ったら目的地ということで気の向くまま。

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高級マンション街と超高級住宅地を通り過ぎて

「南円山」は言わずと知れた高級マンション街と高級住宅地です。その一角に、もう満開の黄色と薄紫色のクロッカスの花を見つけ、嬉しくなってしまいました。マンションの壁際なので、他より若干気温が高いからなのでしょうか。この時期、屋外で咲いている花を初めて見つけました。高級マンション街を過ぎると、徐々に上り坂となり超高級住宅が建ち並ぶ「界川」(さかいがわ)です。御殿のような住宅の横に外車が横付けされています。私とは全くご縁のない住宅街をただひたすら通り抜けました。

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とはいえ、「旭山公園登山口」までずっと上り坂が続いていてきつさがあります。今日の目標は「旭山登山口」付近まででしたから、もう止めようかという気分でいると、何と横をジョギングで駆け上がる若者が。そのパワーに呆れたり羨ましく思えたり。そうこうしている間に、旭山公園入口のゲートが見え、少なからずパワーが沸いてきました。

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見晴台からの半年ぶりの素晴らしい眺め

あいにく、登山口駐車場はまだ降り積もった雪の整備は終わっていませんでした。そこで、車道をさらに上り、レストハウスのある見晴台まで行ってみることに。ここの駐車場は無料のためか、早朝の8時頃には既に30台位の車が駐車していました。雪中登山かトレッキングなのでしょうか。白樺の木々と雪のコンストラクトが青空にはえて綺麗。

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見晴台からの半年ぶりの素晴らしい眺めに、ふっと深呼吸し眼下を見下ろすと街並みが広がる。あの階段状を下ったところにある池は、残念ながらまだ雪に覆われていました。お孫さん連れの年配の方、望遠レンズ付きカメラで撮影している若者、暖かな日差しの下でそれぞれに過ごす見晴台でした。

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「札幌焼窯跡」がありました

「旭山公園登山口」からの帰り際、ゲート横の「札幌焼窯跡」と書かれた立札に気づきました。大正3年から大正14年まで「札幌焼窯」が現存していたようです。立札には「札幌郡藻岩村大字円山村」と説明書きがあり時代を偲んでしまいました。円山の粘土、沢水、林の木材で「札幌焼」を制作し、主にかめ、はち、すり鉢、花瓶、湯たんぽなどの実用品が多かったそうです。100年近く前の札幌、歴史のひとコマ。

帰り道、少なからず心が弾みました。それは、多分、緩やかな下り坂だったこに加え、予想外に見晴台まで行くことができ、片道約1時間の今日の散歩コースを歩き通せたからです。山の雪が消えた4月下旬から本格的な登山シーズンに入ると思いますが、取り敢えず散歩やウォーキングで体を動かすことは欠かさずと考えています。

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