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日記

「ヒガンザクラ」まだ雪が残る3月、花屋さんの店先に春の訪れを感じて

投稿日:2020年3月17日 更新日:

久しぶりに見る晴れ渡った青空に、暖かい春を感じる。季節は既に春なのだ。暗く沈んだ世の中と自分の心に春の息吹を降り注ぎながら。雪や氷でツルツル状態だった歩道から一新、歩き安い路面になっていて、つい気分もウキウキしてしまう。確かに季節は冬から春へ向かって進んでいた。

「お花屋さん」の店先で

散歩をしていると、「お花屋さん」が多いの出て気になるこの界隈。でも、あえて中に入ってみる勇気はない。いつも、外から何気なく眺めるだけになってしまう。昨年も、歩いていて特別気になっていたその店は、外に置いてある大きな花活けに、今年も満開の桜が。昨年同様、カメラに収めたいと思いつつ、何度も横を通り過ぎてしまう始末。

今日見る桜は、あまりにも綺麗なので、思いきってお店の人に尋ねてみることにした。快く了解して下さり、安堵する。この桜は、ソメイヨシノではなく、先日訪れた河津桜とも違うように思う。沖縄で早咲きするヒガン桜かもしれない。一つの花の大きさが小さめで、きっとそうではないかと思うのだが、忙しそうなお店の方にあえて確かめることはできなかった。

桜の横の花活けにある、より一層濃いピンク色をした桃の花も満開だった。北海道では、今の時期、どの様な貯蔵方法でこのように咲かせることができたのか。それも聞かず仕舞い。お仕事の邪魔をしてはいけない。

正しく恐れるとは

不要不急の外出を控えるようにと緊急事態宣言された北海道、三度目の週末を迎えた。不安に駆られた一週目、自分自身を取り戻した二週目、そして三週目は余裕を持って行動できるようになってきた。きちんとした正しい情報を得ることがいかに大切かが分かる。

「新型コロナウイルス」、いつ終息するのか先が見えない。様々な情報が入り混じる中、新聞や報道機関は偏りのない正しい情報を提供することを願うばかり。それを取捨選択するのは自分自身なのだが。

マスク、トイレットペーパーの品薄状態はまだまだ続いている。特にマスクは酷い。著名人や学者は健康な人はマスクをしても予防とはならず、感染者が感染を広げないためにマスクをする必要があるのだと語っている。健康な人は外出先から帰たら、丁寧に手洗いをすることで感染を防ぐことができるとか。

道路を歩いていると、無造作に捨てられた使い捨てマスクの何と多いことか。一度使用したら、道端に捨てるから使い捨てマスクなのか。そうではないのでは。品薄状態の中、やっと手に入れたマスクなのだから非常識な行動は避けた方が良いのではと思う。健康な人が感染を心配して着用するのなら、再利用できるマスクで十分。その分を本当に必要とするところへ回してはどうか。

間もなく桜前線の北上が始まります

道端の「お花屋さん」の桜の花に目を奪われ、この世の中の暗さから一瞬逃れることができた。ふと、心の安らぎを憶える。本州では例年より早い桜の開花宣言。これから間もなく、徐々に桜前線は北上し、津軽海峡を渡るのは4月下旬から5月上旬。

その頃になるとおさまっているのだろうか、「新型コロナウイルス」。桜前線の北上とともにおさまってほしいと思いつつ、満開に咲く桜の花のアーチを通り抜けたり、花の下でお花見ができることを願いながら。マスクをして足早にとはなりませんように。

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