日記

「円山動物園」は冬も開園していて、「シロクマ館」へ

この冬は暖冬傾向と言われ、ほとんど積雪のない状態が暫く続いていました。幸い、歩くのには転倒の心配がなく打って付けで有難く思っていましたが、今朝はしんしんと雪が降り続いています。さすが北海道の冬と思いつつ、やっと10時近くに太陽が顔を出し始めたので、外へ。今日の予定は「円山動物園」です。「円山」へは11月の上旬の登山から二か月あまり御無沙汰していたところです。

ところで、マイナス気温の日中は歩きながらでも手がかじかんでしまい、やはり寒い。踏みつけ道とロードヒーティングしている歩道を踏みしめながらお馴染みの杉林到着です。こんな日に歩いているのは私ぐらいかと思いましたが、結構、犬の散歩や雪道のウオーキングで行きかう人がいてほっとしたところです。さすがに、エゾリスには会えなくて残念。

見学はポイントを絞りながら

「円山動物園」正面入口にたどり着きました。さすが、来園者は少なめのように感じました。今日は寒いのでポイントを絞って、「ゾウ舎」と「シロクマ館」と「サル山」にします。途中、猛禽類の横を通ると、案内板とそこに止まっているカラスが妙にマッチしていて、思わずカメラのシャッターを押してしまいました。手が寒さでかじかんでいます。

見飽きない「サル山」で休憩して

「サル山」では建物の中からサルたちを眺めることができます。勿論、外で眺めているのが最高ですが、つい、中へ入ってしまいました。「サルたち」は時折人間らしい表情を見せるので、暫く見入っていました。妙に走り回っている「サル」、ただひたすら餌を探している「サル」、寒さからかじっと動かない「サル」。それぞれの「サル」模様でした。手足が温まったので、「ゾウ舎」へと考えましたが11時からでしたので、先に大好きな「シロクマ館」へ向かいました。「ゾウ舎」の横を通ると、さすが外に「ゾウ」は出ていませんでした。

「シロクマ館」で生態を学んで

「シロクマ館」ではその生態について学ばせて頂きました。現在、地球上の「シロクマ」は、19の地域個体群に分けられているそうです。其々異なる暮らしをしていて、カナダ・ハドソン湾西部地域に暮らすホッキョクグマに付いて説明が書かれていました。

初冬の11から12月は、海に氷が張るのをひたすら待ち続け海藻などで飢えをしのいでいて、氷が解けているとアザラシなどの餌はなく飢餓の状態。母グマは出産の時期を迎え、出産後何も食べずに500~600gで生まれてきた仔グマに乳を与え続けます。

仔グマは受精から2か月で生まれてきます。このようなシロクマの生態は、妊娠や子育てのリスクを下げることに役立っています。仔グマは体温調節が上手くできないので、母グマのお腹で寝そべり常に温かく抱きかかえられ、長さ4~15m、直径0.4~15mのトンネル状の巣穴で大切に育てられています。

真冬の1~2月になると海氷上に移動。陸地に近い定着氷を好みます。乳は粘り気があり黄色みかかった白色で乳脂肪分46%。小さく生まれた新生児を急激に成長させます。3~4月、春から初夏はご馳走にありつける絶好のチャンスです。

2月下旬から3月下旬には巣の外に出始めます。8ヶ月の絶食期間に300kgあった母グマの体重は150kgまでになりました。仔グマが生まれ3度めの春になると2歳くらいで母仔の別れを迎えます。その頃の仔グマは母グマとほとんど変わらないくらいの大きさに成長しているのです。

6~10月、夏から秋、海氷が溶けて次の結氷までベリー類や海藻等の植物を食べ、陸で11月の海氷を待ちます。備えた体脂肪を消費して乗り切るのです。

シロクマの本能的な母の愛。自然の摂理との戦いで長きに渡って備えられてきたシロクマの生態。地球上の生命を宿したもの全てがそれぞれの置かれた環境において進化を遂げてきたと言えます。そう考えると動物園は特別なエリアなのでしょう。

次回に期待を込めて

「ゾウ舎」では仲良しの母ゾウと娘ゾウは相変わらず寄り添って行動を共にしています。今日はオスの「ゾウ」には残念ながら会うことはできませんでした。帰りがけ、朝方よりも親子連れやカップルの多さが目につきました。日差しに温かさが増してきたせいもあるからでしょうか。冬の動物園はポイントを絞りながらゆっくり眺めるのも良いと考えました。さて、次回はどの動物にポイントを置きましょうか。楽しみです。動物園はお子さんのみならず、どのような年代でもどの季節でも楽しみ方があるものです。

 

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