日記

水は一滴も加えず果汁のみで、柚子茶(柚子ジャム)を?

投稿日:2019年12月18日 更新日:

三個のもぎたての柚子が手元にあります。旅行好きの友人から九州のお土産に頂きました。北海道では一個でも高価な柚子が九州では軒先に普通になっていて、10個入り大袋でも100円もしないそうです。一個あたり10円もしないと聞き驚きです。九州では、この時期、地物野菜がお安くレタス一個100円でおつりがくるそうです。あまりの安さに、何とキャリーケースに入れて持ち帰ってしまったとか。

わざわざ飛行機に乗せてお持ち帰りの野菜なのです。地物野菜のお値段を考えると友人のその気持ちがわかります。まあ、北海道で市場に出荷されている本州からの野菜は殆ど航空便でしょう。それにしても、日本の食糧基地と言われている北海道では旬の野菜でもレタス一個100円なんて聞いたことがありません。北海道の野菜類は美味しいけれど高めなのかもしれません。改めて考えてしまいました。

三個の柚子の行方へは?

さて、三個の柚子ですが、写真では三個の柚子の色が異なります。これは買ったところの違いによるそうです。其々色にも個性が出るのですね。友人は「汁を水で割ってジュースとして飲んだり鍋に使って。」と、語っていました。さてジュースで飲んでしまうのも良いけれども、何故か勿体ないという気持ちになってしまいました。九州から運んできた柚子の皮を捨ててしまうなんて。考えた挙句、良く市販されている「柚子茶」に辿り着いたのです。

「柚子茶」(柚木ジャム)ができ上がるまで

1.良く水洗いする。2.それぞれ半分に切る。(縦でも横でも可)3.種を丁寧に取り出す。かなりあります。(この種は後で重宝するので、捨てずに)4.汁を出来るだけ搾る。(ここで気付いたのですが、果肉は殆ど見当たらず。果肉はいずこへ?)5.スライサーで皮を削る。(最後に白い筋のかたまりが残るがこれは捨てる。)

6.砂糖を加え暫くおく。(砂糖が徐々に馴染んでくる。)7.弱火にかける。(強火にすると焦げてしまう恐れがある。)8.とっておいた種をお茶パックに全て入れ、一緒に煮る。(以前、本に記されていましたが、柑橘類の種にはペクチンが含まれていて加熱によって溶け出すそうです。)

水を一滴も使わなくてもほど良いとろみが

以上、短時間で仕上がり、ちょうど良いジャム独特のとろみが十分出ました。出来上がりは、少々茶色っぽくなってしまいましたが、これは「てんさい糖」を使っているからです。水は一滴も加えず、汁のみ。三個の柚子の捨てたところは白い筋のみとなりました。これは勿論「柚子茶」(柚子ジャム)として、それから煮物等の隠し味としても使えます。わざわざ九州からのお持ち帰りの柚木を重宝させて頂きました。ありがとうございます。

写真の柚子を載せているお皿は、現在、小5と中1の孫が幼稚園時代に娘と陶芸教室に通っていた時の作品です。老婆心ながら。

追記 2019.12.21

友人からのメールでは、柚木ではなくカボスとのことです。私が早とちりでしっかり聞いていなかったのかもしれません。でも十分に美味しいジャムになりました。これから、大切に食して行きます。

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