日記

「北海道立文学館」にて、絵本の世界の主人公が人形でお出迎え

投稿日:2019年12月9日 更新日:

「北海道立文学館」までのアクセス

JR札幌駅からは、地下鉄南北線 中島公園か幌平橋にて下車 徒歩5分、市電 9条か中島公園にて下車徒歩10分(市電の場合は4丁目三越前で乗車すると良いです。)

 

絵本の世界の主人公が人形となり、「ファミリー文学館 人形劇からとび出した人形たち」 2019.11.16(土)~2020.1.13(月)観覧料無料

行きは市電を利用したところ、ラッキーなことに新型車両シリウス。「やった。」という気持ちで乗り込もうとすると、物凄い込みようでぎゅうぎゅう詰め。街中で何か催し物があるのだろうか。とにかく凄い。区役所前や4丁目辺りが過ぎると一段落。9条で下車し中島公園へ向かったところ、すっかり冬景色に一変していました。池は一面真っ白で凍っているように見えていて不思議。「北海道文学館」では子どもたちのコンテスト表彰式が行われていましたが、どのような表彰式かは定かではなくて。

展示されている人形たち

特別展示室に一歩足を踏み入れると、その人形たちに圧倒されてしまいました。○さっぽろ人形浄瑠璃芝居「あしり座」北海道で唯一の人形浄瑠璃座「傾城 阿波の鳴門」等身大の人形 ○やまびこ座・こぐま座プロデュース人形劇「シンデレラ」・「トトコとまほうのなかまたち~オズの国までつれてって」 ○人形劇団 えりっこ「こんどはきっといいことあるさ」 ○人形劇団 ぱぴぷ&てぶくろ「花さかじいさん」

○人形劇団 ひよっこ「牛方と山姥」 ○人形劇団 ブランコ「ベッカンおに」 ○人形劇団 てんてこまい「ぞうのハナはなぜ長い」 ○人形劇団 ぱぺっとグース「かっぱのぬけがら」 ○人形劇団 とらえもん「絵すがた女房」○やまびこ座・こぐま座野外巨大人形劇「テンペスト」「雪わたり」

「雪わたり」

「雪わたり」は宮沢賢治の童話で、確か小学校の教科書に載っていたのを懐かしく思い出されます。四郎とかん子が、森でキツネのこんざぶろうと出会い、二人は満月の夜、幻灯会に招かれました。「かたゆきかんこ、・・・」と、歌いながら出かけるると、キツネの小学校ではたくさんの動物たちが待っていて。子供のころ、この物語を学習しながら雪の表面を歩いてなぜ埋まらないのかが心に残っていましたが。

その頃の北海道の雪は、サラサラだから雪わたりなどはできるはずがありません。まあ、お話の世界だからと勝手に納得してしまい、当時、担任の先生に質問しようともしませんでした。後で分かったのですが、岩手県をはじめとして本州の雪には湿り気があるので、夜になり冷えると表面が凍り固くなるということを。北海道では、春先、雪解けが進んだほんの一瞬、体験できたような記憶があります。

まだ、間に合うこれからの「関連事業」 人形劇公演と人形浄瑠璃公演

○人形劇公演:人形劇「ぼくはガリガリ」令和1年12月14日(土)11:00~12:00 人形劇団えりっこ ○人形浄瑠璃公演:「二人三番叟」「東海道中膝栗毛」「祝い唄」令和2年1月9日(木)13:30~15:00 さっぽろ人形浄瑠璃芝居あしり座(*何れも、先着順50人、参加無料です。)。人形劇は決して、子供だけのものではありません。是非、お子さん連れや懐かしく夢を育んだ幼い頃を回顧する意味でも訪れてみる価値がある様に思われるのです。

 

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