日記

「三角山ひろば」は美味しいリンゴの直売所、「三角山登山口」の目と鼻の先でした

投稿日:2019年10月12日 更新日:

三角山登山口では駐車場の車も少なく、肌寒い今日の天候を物語っているようだ。それにも関わらず、素敵ないでたちの山ガールが多い。「哲学の道」のなだらか登山道を進む。木々の葉に黄葉が目立ち始めてきた。
岩場付近では山ガールの方が道を譲って下さり気恥ずかしくなってしまった。
「こんな軽装でごめんなさい。」と、つい口からこぼれた。私は登山用ズボンにパーカーそしてスニーカーである。

三角山から大倉山へ縦走するのが今日のスケジュール。その縦走路で三角山と植物の違いがあることに気づいた。登山道の脇に目立たないが低木が生えていて、その紅葉が凄く奇麗なのだ。緑の葉が赤や黄色になっていく色の変化の過程や葉脈が見られる。
教職についていた頃、子供たちと葉を注意深く観察し線描きしてから色付けをした図工の学習を思い出した。3年生か4年生の担任だったと思う。

大倉山の頂上からスキージャンプ滑降コースを見下ろそうとしたところ、カラスがいて邪魔をする。暫く待っていたがどけてくれない。夏の初めにジョギングをしていて2回も子育て中のカラスの襲撃に会って以来、カラスはトラウマになっている。諦めて下山した。途中、切り倒された樹木に一筋に生えているキノコの群落を見つけた。よく食するキノコではないので触らないようにした。それにしても不思議な光景。

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登山口にたどり着くと、「緑ヶ丘療育園」の小さな「三角山ひろば」の建物から、二人の山ガールがリンゴの入ったレジ袋を下げて出てきた。「三角山ひろば」は果物直売所であることが判明。


これまで、「三角山ひろば」とはどんな建物なのかずっと疑問に思っていた。奥まったところにあり、入っていきずらさもあった。
園生が育ててきた果物、今はリンゴを販売している。それももぎたてである。職員さんが一生懸命説明してくれた。
お客さんが数人いて「あかね」、「ふじ」、「あさひ」の味見をし、品定めに余念がない。先にいた男性は「訳ありふじ」に決めていたが、私も同じだった。大きさが不揃いでほんの少しのきずがあるだけに過ぎず、味に変わりはない。
自分で1.5㎏を量り取っていると、職員さんが何気なく早業で1個おまけしてくれた。ありがとうございます。

そうこうしている間にも客は絶えず。
私は知らなかったが、知っている人は知っていたのだ。こんな身近なところに果物直売所があることを。わざわざ遠くへ出かけることもなく新鮮な果物を買うことができる。これからも利用しようと思った。

昨日はボランティア活動でぐったりするほど疲れたが、今日の登山は疲れ知らずで爽快であった。
リンゴのような爽やか気分。
早速、夕食時のデザートで食べてみたところ、やはり、旬の地物は美味しかった。爽やかさとみずみずしさが違う。

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