夜明けがどんどん遅くなってきた。先週は5時頃から早朝ジョギングができたのに、たかが一週間後、なかなか明るくならない。しびれを切らして5時半少し前に家を出た。気温も10℃を切っている。しかし、朝日に向かって走っていると気持ちがよい。早朝ジョギングを10月いっぱい続けたいと思っているのだが、一雨ごとに秋が深まっていくのを感じる。
友人が「キタラ」でコンサートに出場するので、以前に今日の招待券をいただいていた。学生時代からの友人で、かれこれ足かけ50年にもなるだろうか。途中、交友は中断していたが、ひょんなキッカケから再会しここ数年コンサートの観覧が続いている。
早目に家を出て中島公園の散策をした。公園の真ん中にドンと構えている「菖蒲池」の水は緑色っぽくて湖面は穏やか。その湖面に鴨がのんびり日向ぼっこをしているよう。
ところが、カメラを向けるとポーズをとってくれるような錯覚を覚えてしまう。オス鴨の羽毛の色が一段と綺麗に見えた。
札幌の他のコーラスグループで活躍している友人と「ホテル ライフォート」で待ち合わせ、軽く夕食を済ませてからキタラへ向かう。
「栗山文昭コーラスサロンジョイントコンサート」10月9日18:30 札幌コンサートホール大ホール
北海道新聞社地方情報紙「さっぽろ10区」(10月8日付)にも掲載されていたので、期待と驚きをもって「コンサート」観覧に臨んだ。
指揮者の栗山文昭さんは全国各地でコーラスの指導なさっている中の「風雅斗」(札幌)、「フラット」(東京)、「香音」(福岡)の「ジョイントコンサート」なので、一般人の私には格調が高過ぎたようだが、東京や福岡のコーラスをここキタラで聴くことができた。
歌詞がなじみのある小中学生の合唱曲や歌謡曲のようではなく、レベルの高い文学的な「詩」なのだ。文学に疎い私にとっては感動というより新しい体験。