IMG_0001_BURST0010029

日記

「栃の実(種)」と「クルミ」のその後、食べられるようになったのかな?

投稿日:2019年9月16日 更新日:

散歩をしていて栗の実によく似た木の実を見つけた。帰宅してから調べてみたところ、栃の実(種)と判明。灰汁抜きが手間取りそうであったが挑戦してみた。

栃の実(種)を4日間水に晒した後、湯に2~3時間浸す。皮をむきながら小さい破片を口に含んでみたところ、強烈に苦い。これが灰汁なのか。
皮むきはとにかく皮が硬くてかなり大変で、リンゴやジャガイモのようにはいかない。
灰汁抜きのため重曹をまぶしてよくもみしばらく置いた。それから水洗いをして水に浸していたら、水が黄色に変色してくる。この黄色の源が灰汁かと思いながら、それはどんな物質なのだろうかと不思議に思った。数度に分けて水を取り替えながら、一昼夜置くことにする。

クルミの処置にも手間取った。子供の頃、土の微生物で種の周りの皮や筋が分解されるので、皮が付いたまま土に埋めておくとよいと言われていたが、マンション暮らしはそれもままならない。
皮をむいて暫く置いてから洗ってみた。種の周りの真っ黒になった筋がかなり手ごわく、たわしでこすってもなかなか取れない。水に浸してからたわしでこすることを数回繰り返してみた。完璧に綺麗にならなかったが、きりがないので一応終了。
完全にきれいではないが、クルミはこのままでも割って中身を取り出すと食べられる。

さて、栃の実(種)の処理に一週間が経過した。水を何回も取り替えているが一向に灰汁は抜けず水は黄色いままだ。
煮てみたろ栗の実のようになったが、まだ渋さが残る。更に、水に浸してあく抜きを続ける。
縄文人の苦労が分かったような気がする。食糧の調達は大変で、生活全ての時間を費やしていたのではないか。縄文人さん、お疲れ様。

とうとう、10日くらい経過してしまい、水の取り換えは終了。
腐ってしまうとまずいので、ナッツのように使ってみよう、と考え砂糖を煮溶かして絡めてみた。
しかし、甘さの中に何となく渋みは残っている。

-日記
-,

Copyright© コマクサ|札幌円山近郊山登りとお勧めスイーツと雑記 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.