日記

「円山登山」で、3匹のエゾリスと一匹の蛇に出会いました

投稿日:2019年9月14日 更新日:

天気予報では、今日の夕方から明日にかけて雨模様。雨の後の山道は足元が悪くなるので、「円山」へ出かけることにした。
前回登った時より季節はそれ程進んでいないので、楽しみは少ないだろうと予想して、今日の目標は体力づくりのためとする。

杉並木の木道でエゾリスがひょこひょこと顔を出している。
先日見つけたキノコは見られずじまい、朽ちてしまったのだろうか。
見慣れない赤い大きな実をたった一個発見。しかし周りには同様な植物は全くないので、たった一個の実が貴重。

白髪のトレイルランニングの男性が駆け下りて来た。トレイルランニングは若い方が多いが中高年男性も額に汗して頑張っている。
今日の登山者はお一人様の男性が多い。頂上へたどり着くと予想以上の人で岩場は満員状態、休むところが限られてしまった。もう一方の登山道を利用して頂上を目指した方が多かったのだろう。
頂上から眺める今日の空は、何となく霞んでいるように感じられる。やはりこれから天気は下り坂になっていくのだろうか。

下山していると、賑やかな声が近づいてくる。中高年女性の4人組で、こんな山道なのにおしゃべりに余念がない。「こんにちは。」と、声をかけても挨拶は返らずじまいで、自分たちのおしゃべりに夢中のようだ。女は3人集まるとかしましいと、言われているが地で行っているように感じた。でも、私があの中の一人だったら同様だろうと我ながら思う。

またまた、エゾリスに遭遇。よく出うエゾリスより少し太っちょで色もほとんどこげ茶色。
「こんにちは。」と、声を掛けたら目が合ってしまった。真ん丸な本当に可愛い目をしている。もう、冬の準備に忙しいのであろうか。素早く木に駆け上ってしまった。


更に下山していると、足元に細い棒切れを発見。跨ごうとしたらにょろっと動いた。予想外なことでかなりビックリしてしまった。よく見るカラス蛇とは違い灰色がかった茶色い蛇だった。
「写真を撮るから待って。」と、慌てたが時すでに遅し、するすると草の中に消え写真には細い棒切れにしか写っていない。我ながらつい笑ってしまう。この蛇は襲ってこないので、安心できる動物とのめぐり逢い。さすが熊にはご免こうむりたい。

帰り道の木道で、またエゾリスに出会ってしまった。今日は植物に季節を感じることはできなかったが、3匹のエゾリスと1匹の蛇に出会えた。
30分以内で登山気分を味わえる「円山」は、来るたびにいろいろな表情を見せてくれて、またそれが様々に異なり面白い。
今日の目標、「体力づくり」より充実した登山となった。エゾリス君と蛇君、ありがとう。以前は大嫌いな蛇だったが、「円山動物園」の蛇を見てから普通になったかな?大好きとまではいきませんが。

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