昨日までのぐずついた天気が回復し今日は快晴。気持は「山へ行こう。」であった。
このシーズンは１４回目の登山である。１４回目と言っても近くの低山ばかりですが。
正しく今日は登山日和であり、早朝の外の空気は気持ちが良い。
円山の登山口のアジサイはかなりお疲れさん状態になっていたが、まだまだこれからも色の変化を見せてほしい。
いつものエゾリスが姿を現す所での写真撮影はできなかった。リスのあまりにも素早い動きに残念ながらシャッターチャンスを訪れさせてくれない。
近くの木の茂みにキノコの群落を見つけた。
「秋にはまだ早い気もしますが。」と、独り言をつぶやく。
早朝でもあり人影はまばらである。今日は日曜日であるにも関わらず入山者は少ないようだ。トレイルランニングの若者が走り下りてきたので、道を譲る。
しばらくして、登山道を見上げると大きな女性が下ってくる。「おはようございます。」と、声を掛けると、何と外人さん。にっこりと微笑んで「おはようございます。」と、応えて下さった。流暢な日本語である。札幌には観光では勿論、それにもましてビジネスで定住している外国人が多いのではないかと思う。
目の前を何かが横切った。思わず「きゃあ。」と叫んでしまう。
「エゾリス君、驚かせないで。」
一瞬にして姿は見えなくなってしまい、春の頃より動きが素早くなったように感じられるのは、なぜだろう。
頂上付近にたどり着くとキノコを発見した。オレンジとピンク色の混じったような色の不思議なキノコでこれまで見たことがない。
もう秋なのですね。先程のキノコの群落と重ねながら考え、秋を実感することができる今日の円山登山。
家路につく道々、きちんとした登山の服装といで立ちで円山登山口に向かう大勢の人々に遭遇した。
ストックをついて、登山靴を着用している。
私は、なるべくストックを使わずに自力でと思いつつ、どんな山も侮れない事を心に刻みながらも今日はスニーカーだった。
藻岩山と三角山は登山靴で円山はスニーカーでと、密かに決めていますが。
