日記

たくさん食べて大いに語り、気が付いてみたら写真を撮ることをすっかり忘れていた「6-2会」

投稿日:2019年8月24日 更新日:

「6-2会」とは千歳市立S小学校5・6年生を担任した保護者(母親)との懇親会である。年に一度行ってきて、今年で30回を迎える。12歳で卒業したその子たちは、既に42歳になっている。改めて保護者たちとここまで続いてきたことに驚きと同時に有難さを感じる。

例年、和食店で行っていたが、昨年から「千歳 全日空ホテル ライラック」になった。バイキング料理なのでそれぞれ好みの食材や量を食することができる。会席料理なら嫌いだったり食べられない食材がある方もいて、このメンバーでこの形式は理にかなっている。
札幌から千歳へ向かう電車の中で今日の出来事を「日記」に書こうと、あれこれと考えをめぐらしていた。「全日空ホテル」に着いたら玄関の写真を撮ること、料理がテーブルにそろったら写真を撮ることなどと。

その当時の私は30代後半、ちょうど私にも同年齢位の子供がいたので同じ悩みを抱えた母親として話題が共通していたからかもしれない。
その話題も30代は子育て、40代は進学や進路、50代はそろそろ自分の健康について特に更年期障害のこと、60代は身内の介護や死去、そして今回は何とお墓や自分の納骨のこと。いかに子供たちに迷惑をかけないようにするか、で話が盛り上がっていた。そういう年代なのだとつくづく思う。

「先生、一緒にお料理を取りに行きましょうよ。」と、ここでは一応最高齢のAさん。
この方には学級懇談会の時、いつも助けていただいた。他のお母さんたちより年上で、語りに説得力があった。30代の未熟教師の私は救われたものだ。そして、学級経営をしていく場合には、このような保護者にいかに協力いただくかが鍵であることが分かった。学級経営は子供たちと保護者の協力でできている。

昨年は、気がついた時には三々五々お帰りになっていたが、今回は「ランチタイム」終了間際まで話に花が咲いている。後でわかったことだが、昨年、体調を崩されていた方が多かったとか。私だけではなかったのだ。
たくさん食べたくさん語り3時間余り。「食べられること」は紛れもなく元気な証拠。
「女の人って、年は取っても食べるのとしゃべるのとで口だけはよく動くよね。」と、Fさん。
全くその通り、間違いなし。

来年の幹事の確認をしてお開きとなる。心もお腹も満ち足りて帰りの電車の中で余韻に浸っていたところハッと気付いた、写真を一枚も撮っていないことに。見事にやってしまった私。

「今日の日記はどうするの、私さん。」
「はい、ごめんなさい。今回はそういう訳で文章のみとなりまして写真は掲載しておりません、悪しからず。」
しかし、レストラン「ライラック」の名に由来して初夏に撮ったライラックと夏の終わりのアジサイの写真を添えさせて頂いた。

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