日記

「三角山」から「大倉山」へ、そしてシャンツェから下って

投稿日:2019年8月18日 更新日:


気まぐれに気分任せで今日の登山は三角山と決めていた。藻岩山、円山、三角山とどれも近場で登山口まで徒歩や地下鉄、市内バスで行ける。その中でも三角山はなぜか私のお気に入りの山である。その理由は、登山口からコースを選ぶことができる、大倉山への縦走ができる等々である。
登山口へ差し掛かると5から6人の中高年女性たちががやがやと登山口へ向かっている。あの中に私が居ても全く違和感はないと我ながらに思ってしまった。
駐車場は満車状態ではるか向こうでは路上駐車されているほどであであった。

早速、登り始めると既に多くの下山者がいて、道を譲って下さる。申し訳ない気持ちであった。
「ありがとうございます。」
「おはようございます。」
「こんにちは。」
今日は沢山の挨拶が行きかっている。
「三の沢」を過ぎ「四の沢」へ、いつもならここから登るが、「哲学の道」を目指す。このネーミングに興味津々だがそのなぞは未だ溶けていない。「哲学の道」はゆったりとした登りが続く。このゆったり感がお気に入りで、よく下山に利用している道で、物思いに沈んでいる時には十分なゆったりさ加減なのだ。

今日の登山者は「山」をよく知った方が多いのだろうか。道を譲ったり譲られたりしながら、大倉山の頂上付近に到着。
頂上付近から続く、ずっと気になっていた木道の階段がある。これで今日こそ下ってみようと、考えた。
台風の後で滑りそうな感じもしたが大丈夫なようだ。
「さあ、降りよう。」と、自分自身に気合を入れる。
初めの頃は調子が良かった。ところが途中からしっかりとした木製の階段が、鉄道の枕木に代わっていた。歩きづらい。歩幅が取りづらくて引っ掛かる。「ここで転んではいられない。」と思いながら立札を見るとまだ半分も来ていない。戻るにしても登りになるので、下るに下った。見晴らしの良い休憩地に到着。写真を撮ると、やはり来て良かったと思ったが、一度経験したので再度はないだろうと心に留める。

しかし、大倉山のスキージャンプ台周辺の眺めは素晴らしい観光お勧めスポット。都会の一角の大自然とスキージャンプ台。下からの眺めも圧巻であることがわかった。
わざわざ、上から下ってくるのではなく乗用車やバスで来るのがお勧めである。

その後、それから街へ出る道がよくわからない。一応、地図で調べてはみたが定かではなかった。
車道の脇を歩いていたら、すぐさま高級住宅地なのだ。驚きの一言であったが、山肌の殆ど坂地に住宅が、立ち並んでいる。商店は見当たらないが買い物はどうしているのだろう、コンビニなんて勿論なし。車が唯一の生活手段であろうと思われるが、私が心配しなくても大丈夫なのであろう。
正直、急な下り坂を歩くのでさえ辛かった。まして、上りとなると。
高齢者はこれで身体が鍛えられるのであろうか。

家を出てから3時間余り、私も今日は十分に身体が鍛えられた一日となった。
大好きな三角山であるが、大倉山へ縦走したらやはり引き返して下山しようと改めて考えてしまった。
「哲学の道」へ。

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