日記

「藻岩山」は、夏休みの親子連れで賑わい中国語と関西弁が交錯して

投稿日:2019年8月4日 更新日:

今日こそ藻岩山へ行こうと考えていた。それは、今日、8月4日で「年間パスポート」が期限切れになるから。しかし、2~3日の熱帯夜続きで寝不足と体調不良。頂上まで登る自信がなく、自宅から慈啓会病院を経由し水道記念館、ロープウェイ乗り場までウォーキングで行こうと考えた。日中の暑さ対策でペットボトルのお茶を携帯しのんびり歩いた。

途中、水道記念館の噴水で水遊びをしていた親子連れに足を止めた。水道記念館で今日はイベントが行われるのか、円山公園駅からのシャトルバスが運行され早朝だというのに賑わっている。そこから林を通り抜けロープウェイ乗り場へ。ロープウェイの始発は30分後の10:30であるが、アジア人らしき外国語が飛び交っていた。

始発のロープウェイはかなりの込みようで「もう少しぎゅっと詰めて下さい。」というアナウンスが少し滑稽に感じてしまった。
「後、3人です。もう少しぎゅっと詰めて下さい。」
ぎゅうぎゅう詰めで満員のお客さんに張りきったのか、案内をするガイドさんの声はいつもより弾んでいるように聞こえた。ロープウェイも賭け入り時。

頂上まで経由するミニケーブルカーには乗らず、「自然学習遊歩道」から徒歩で頂上へ向かう。今日は晴天にもかかわらず頂上からの眺めは、はるか彼方まで見渡せるのに少し霞んでいるように見えた。天気が良過ぎるからなのか。

帰りは「自然学習遊歩道」を逆に下る。その時、登ってきた高齢男性から尋ねられた。
「この頂上からシャトルバスが出ていますか。」
何かの大きな勘違いではないかと思いながら、丁寧に説明したがわかってもらえたのだろうか。
「上は頂上なのでミニケーブルカーで下りてから乗り継いでケーブルカーでまた下り、エレベーターで1階へ、そこにシャトルバスが止まっています。」
我ながら口で説明しても要を得ずと思いながら、勘違いなさらければよいがと不安になる。あの後、大丈夫だったのだろうか。

私が下りケーブルカーを待っていたら、関西訛りの女性(大阪のおばちゃん)に声をかけられた。
「北海道は涼しくて天国。」
「2~3日、熱帯夜でしたけど。」
「こんなもんじゃないよ。湿度が違う、あっちはベタベタ、大阪の堺。これは友達のおみやげなの。」と、むこうからいろいろ語って下さった。そして、私が聞いたことには耳をかさず仕舞い?
「北海道の人って、どうして熊が出るのに住んでいるの。」

「共存しています。」と、わけのわからぬことを言ってしまった私。
なるほど江別市、そして札幌市と「市」でも熊が出るのが現実の北海道。本州の方が不思議に思うのも無理はないのかもしれない。
「また来年避暑に来ます。」
「お気を付けて。」と言って別れた大阪のおばちゃん、なるほど。

僅か5分間のケーブルカーの中で、登山をした親子連れの会話から、
「私は、今日のことを絵日記に描こう。お兄ちゃんは1行日記に書けるね。」と、1年生くらいの女の子。
3年生くらいの兄らしき男の子はただうなずくだけ。側で母親はにこにこと聞いていた。
我が家の子供たちの小学生時代を彷彿させ、ふと懐かしくなる。

さすが木陰は涼しくて爽快だった「藻岩山」。自宅を出てから2時間半のウォーキングで、気分は爽快だがお疲れ様の私がいる。

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