日記

「円山」登山は、球場からの高校野球予選の喚声を聞きながら

投稿日:2019年6月26日 更新日:

いつもの木道を目指して歩いていたら道路脇のアジサイがほんのりと色づき始めている。次にここへ来た時にはさらに花は見ごろになっているかもしれないと、期待で胸が膨らむ。どの花もそうであるが、本州より一か月くらい開花が遅い。本州は今ちょうど梅雨時であるからアジサイは見ごろであろう。アジサイをみていると、昨年、孫の運動会で大阪を訪れ京都のアジサイ寺まで足を延ばしたことを思い出す。

高校野球の喚声に元気を頂きながら

数日前の雨で今日の登山道は湿っていた。前回のようにセミの羽音は全くせず。
しかし、羽音ならぬ高校野球のマイク音や喚声が円山球場から聞こえて来た。夏の高校野球札幌支部予選が行われている。詳しい高校名や選手の名前までは聞き取れなかったが、熱の入れようが手に取るように伝わってくる。

青春真っ只中の彼等。このマイク音と喚声は頂上にたどり着いてもまだ響いていた。
登り始めは体の不調を感じていたが、登るにつれ調子が戻りいつもより時間短縮でお堂までたどり着くことができた。あの高校生の喚声で元気を頂いたのかもしれない。

エゾリスに出会いましたが

今日の登山者はまばらで、5~6人しか行き交わさず。「天然記念物 円山原始林 大正11年制定」と「鳥獣保護区」の立て看板を熟読し、下山は巨木が生え茂る山際を歩く。立ち止まるとエゾリスを発見。格好のシャッターチャンス。慌てているので、なかなか良いアングルにならなかったが、何とかシャッターを押す。

数度、試みたが残念ながら画像には切り株ばかり映っていてリスの姿はなかった。全く私らしい。そういえば、最近、リスに餌をあげる人を見かけなくなった。「鳥獣保護」とは可愛いからといってむやみに餌をあげることではないと思うのだが。

小学生の集団に懐かしさ感じて

動物園に向って小学生の集団が歩いていた。やはり独特の声がする。あの声の中で38年間、そして退職してからも7年間彼らと共にしてきたのだ。私はうるさいというより懐かしさを感じてしまうが、最近、本州で子どもの施設が住宅地にできるのを反対する住民運動が起きているという。少子高齢化といいながら、良くわからない。子どもはうるさいという固定概念があるからか。どんな大人も子どもの時代を過ごしてきたのにと、考えてしまう。

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