大通公園は雪まつりに始まり、ラーメンまつり、ライラックまつり、よさこいソーランまつり、神輿が公園筋を練り歩いた三吉神社祭と北海道神宮祭と賑わいを見せていたが、今はつかの間の静寂を漂わせている。
さて、花好きの方には待望の「花フェスタ２０１９札幌」４丁目～７丁目 ６月２２日（土）～３０日（日）、あわせて「大通公園バラフェスタ２０１９」１２丁目 ６月２２日（土）、２３日（日）が開催される。
「花フェスタ２０１９札幌」は、４丁目 北海道農業高校生によるガーデニングコンテスト（ガーデニング甲子園）、５丁目 フラワーガーデンカフェ 蘭の展示コーナー等、６丁目 花と雑貨 飲食販売コーナー等、７丁目 花の販売 体験コーナー等大々的に催されるようだ。
「大通公園バラフェスタ２０１９」は１２丁目で６月２２日（土）、２３日（日）と短期間ではあるが、「バラ園」が花の見ごろをむかえお勧めスポットである。「バラ園」と資料館（旧札幌控訴院）は写真アングルにマッチしているように思われる。
「バラ園」にはバラが５９品種 （１，１００株）植えられているそうで、その中から際立ったネーミングと色のバラを取り上げてみた。ネーミングで花の様子や色を想像できそうなものもあり、面白い。紹介してみよう。
レッドメィディランド（真紅）、
フレンチレース（アイボリー）・・・レースのような花びら、
ツル サラバンド（赤）、エクスプルク（赤）、
プライダルピンク（淡いピンク）・・・正しく花嫁のイメージ、
ロココ（サーモンピンク）・・・やさしさが一杯、
ブラスバンド（アプリコット）、
ムーンダンス（純白）・・・満月をイメージして、
宴（緋赤）・・・この名にふさわしい艶やかな大輪、
アンダルシアン（スカーレット）、アンジェラ（濃ピンク）、
ロッテリア（赤）・・・ハンバーガーを連想させてしまう、
ラバグルート（ダークレッド）、 アイスバーグ（純白）・・・氷の花のよう、
バタースコッチ（クリーム）、サンフレアー（純黄）、
ぺティブーケ（白に赤の縁取り）・・・珍しいツートンカラー、
ドリームウィーバー（落ち着いたピンク）、
ハエーパフューム（アプリコットイエロー）、
マルディグラ（オレンジとイエロー）、
シンコデマヨ（茶）・・・珍しい重厚な茶色
『 大通公園バラフェスタ ２０１９ 』 〈６月２２日（土）、２３日（日）１０：００～１６：００〉で、間近に見ることができ、写真の撮り方をアドバイスして下さるイベントも同時開催されるそうだ。
また、８・９丁目には遊具施設がありお子さん連れで自由に楽しむことができる。
８丁目 ブラック・スライド・マントラ（イサム・ノグチ作 黒い花崗岩の滑り台）
９丁目 プレイスロープ（くじらの背中のような滑り台と砂場）とその他数々の遊具施設
９丁目の片隅に有島武郎の「小さき者へ」の石碑をみつけた。書は武者小路実篤だ。
６月２２日（土）からの「花フェスタ２０１９札幌」に訪れた際には是非「大通公園バラフェスタ２０１９」へも足を延ばされては如何でしょうか。
