日記

「よさこいソーラン祭り 2019」のセッティングが始まりました

投稿日:2019年6月7日 更新日:

お花見で賑わいを見せていた「円山公園」

4月下旬から5月上旬の「円山公園」はお花見でかなりの賑わいを見せていた。ソメイヨシノやヤマザクラが終わってもチューリップがその後主役となっていたし、南円山の八重桜並木がそれはそれは美しかった。今日、久しぶりに訪れてみたら静寂そのもので、池の水面に映る緑の茂みが深みを増していてかなりの樹齢を思わせる巨木の幹が美しい。人影はまばらであった。

人々の賑わいは「円山公園」から「大通公園」へと

花は桜からライラックへ、どうやら人々の賑わいは「円山公園」から「大通公園」へ移っていったようだ。「大通公園」では薄紫や白い花を咲かせ香り豊かなライラックは既に花の時季を終わらせていた。最近まで行われていたライラック祭は、「カフェめしコート」が若い世代に好評でかなりの賑わいを見せていたらしい。

いよいよ今日から「YOSAKOIソーラン祭」が始まります

その後、全国から老舗ラーメン店が自慢の味で勝負したラーメン祭と続き、いよいよ今日から「YOSAKOIソーラン祭」が始まった。まだ準備段階の大通公園を散策してみた。鉄骨を組み合わせ小高く造られた桟敷席とステージ、そして練り歩く道路脇にも桟敷席が造られていが、人影はまだまばらで静寂そのものである。勿論、フードコーナーも設置されているので夕方から夜にかけてかなり賑わっていくのだろう。

「大通公園」の近くに住んでいると日常的に季節ごとの静寂と賑わいの変遷を窺うことができる。例えば、冬の大通公園の大イベントは雪まつりであり、日数と人出を掛けたセッティングと解体には見応えがあった。そして春から夏にかけて大小様々なイベント。特に「YOSAKOIソーラン祭」のセッティングには規模の割に手早さを感じた。

季節ごとの大掛かりなセットティングと解体。それ自体凄いことだと思う。華麗でエネルギッシュな祭の真っ只中にいるのも元気をもらい楽しいが、その祭りの屋台骨ができるまでやそこで働いている人など裏側があっての華やかな祭りである。

先人達はこの公園に対して将来的な見通しを持ち今あるような活用方法を考えていたのであろうか。それとも結果的にこの利用方法が生まれたのか。日本のいろいろなところを旅し様々な伝統的な祭りに接してきたが、このような公園の活用方法を目にしたことはない。他にこういう都市はあるのだろうか。不思議な街、札幌そして大通公園。

今週は土曜日、日曜日と両日ともお天気に恵まれ「YOSAKOIソーラン祭」は観光客で賑わいそうな大通公園だが、観光客のための祭ではなく市民もいろいろな意味で楽しむことができると思う。

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