日記

「札幌文化交流センター」で「ロジネットジャパンチャリティーコンサート」のコンサートへ

投稿日:2019年4月14日 更新日:

〜札幌文化交流センター まちなかお昼のおんがくかい 第7回春の暖かな光によせて〜 4月9日

やっとぽかぽかと暖かな日差しのもと、冬靴からスニーカーへ、ダウンコートから春物コートへ衣替えです。

開始時刻前にもかかわらず、既に大勢の観客で賑わっています

春風にのってコンサートへ出かけました。早めに会場にたどり着いたはずでしたが、すでに100人分の椅子は埋まっていて前回と同様また立ち見席となってしまいました。雪も溶け足元も良くなりこのぽかぽか陽気に誘われ大勢の観客でした。

立見席で仕方がないと思っていたら、なんと隣の図書館・情報館に座るスペースがあったのでそこの椅子に座ることにしました。残念ながら演奏者のお顔や姿を拝見できなかったのですが、音を楽しむには十分です。

フルートとマリンバが、また絶妙な組み合わせで

今回は、亀谷妃都美さんのフルートと真鍋陽絵さんのマリンバの演奏です。
曲目は「花は咲く」「クラリネット・ポルカ」「口笛吹きと犬」「タンゴの歴史」「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」「アメイジング・グレース」といろいろなジャンルの曲でした。フルートとマリンバ、これまでこの楽器の組み合わせでの演奏を聴いたことがなかったので、興味をもって聴いていました。

主旋律が主にフルートで引き立て役がマリンバ。そのマリンバはマレットが柔らかな音色を奏でるのでフルートの音色とぴったりマッチしていました。まさしく「春」の音色です。マレットによっては硬い音色がでますので、なるほどと納得しました。いつか、主旋律がマレットの場合どんなハーモニーになるのか聴いてみたいと思いました。

何の気なしに、他の観客の様子を

さて、私は演奏中三人座りの椅子の左はじに腰掛けていて右端にも女性が座っていましたので、真ん中が開いていたわけです。失礼ながら何の気なしに、真ん中に座る方の観察をしてしまいました。

お一人目は、きょろきょろしていて空いている椅子を見つけるやいなやさっと一目散にドーンと座り、椅子が揺れました。でも何食わぬ装いです。その後もレジ袋をがさごそとバックから入れたり出したりその音がうるさいし、独り言までぶつぶつと。

お二人目、和服をお召しになり上品そうな方でした。私は自分のバックをそばに置いていたのですが、暗黙に「よけてよね。」というそぶりなので、膝の上に置きました。プログラムの紙をがさごそとひっきりなしに動かしながら。その後立ち上がってあちらへ行き、会場から出たり入ったり。

三人目の方、行ったり来たりしていましたが結局隣に座りました。でも、音楽を聴くのが目的ではなかったようですぐに立ち去りました。
たった45分間のコンサートで、鑑賞するのではなくお忙しそうな三人の方々に接しました。

〜ロジネットジャパンチャリティーコンサート 札幌交響楽団演奏会〜4月13日

久しぶりにキタラへ札響による演奏会を聴きに出かけました。春の中島公園を散策してみようと早めに家を出ましたが、やっと木の芽がほんのりと黄緑色に色づき始めているだけで今日は咲いた花に会えないと思っていました。
開演時間が迫ってきたその時、一塊のクロッカスの群落を発見し慌ててカメラのシャッターを押してしまいました。可愛らしい水色と青のクロッカス。

この日の曲目はエルガー:行進曲「威風堂々」、ベートーベン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調op73「皇帝」、ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」と、馴染み深い曲ばかりでした。ピアノ独奏 外山啓介さん、指揮 佐藤俊太郎さんです。

協奏曲の後、外山啓介さんがアンコールでトロイメライを演奏して下さり驚きました。札幌出身ということもあったのかもしれません。指揮者の佐藤俊太郎さんは指揮棒を使わず、まるで体全体で指揮をしているように感じ、特に組曲「展覧会の絵」は圧巻で気迫に迫っていました。

帰り道、夕日が凄くまぶしく日が長くなったのを実感できた春の演奏会でした。

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