「アンケートをお願いします。」何気なくチカホを歩いていて、たまたま通りかかった「網走物産展」前で声をかれられました。簡単なアンケートに記入した後、「はい、ガラポンを1回どうぞ。」
福引のように回すと、チャリンと赤い玉が1個落ちました。赤い玉は、くじの外れでテッシュ1個のイメージしかありませんでした。
「はい、蟹の大当たりです。」ガラガラと振っています。えっ、まさか私が・・・。くじ運はかなり弱い私です。それも、たった一個のくじでしたし。「あちらへ入って、宅急便の住所書きをしてください。」
「今日は4人目です。」4人しか当たっていないのに、そのうちの一人が私だなんて。どうやら、これは本当らしい。
蟹なんて、正直、ここ数年、大阪の娘家族に送っても私一人ではもったいなくて、という思いでいました。きゃあ、やったやった・・・でも、どうして。騙されているわけではないですよね。この日、たまたまチカホを歩いていて、何の気なしに素通りしかけてアンケートに答えただけだったのです。
ごめんなさい、このご時勢、悲しいかな年寄りはあの手この手で狙われる時代です。
用心に用心を重ねて生きていますので、騙されないぞと思いながらの毎日です。
ところで、まさか「網走観光協会」がこぞってでは、ないですよね。ごめんなさい、「網走観光協会」さん。それだけこれまでくじに縁がなくて。今まで宝くじは10枚買っても300円だけ。今年こそ今年こそと思いつつも無駄だとわかり10年前に止めました。
さあ、それでは「網走観光協会」からの宅急便を首を長くして待つことにします。そうそう、宅急便での騙しもあるそうなので、「網走観光協会」の電話番号を私のケータイに登録しました。本当に物騒な世の中になったものです。
「網走観光協会」からの電話があってから宅急便の受け取りとなります。毛蟹でしょうか、まさかタラバなんて・・・。アンケートを書いて頂いた「蟹せんべい」を食べながら宅急便が届くのを楽しみに待つことにします。
蟹が届いたら息子を呼んで食しましょう。今からわくわくします。最近、わくわくすることがありませんでしたので、久しぶりのわくわく感です。