日記

まだ札幌のことは良くわからないのに、よく道を尋ねられます

投稿日:2019年3月12日 更新日:

札幌に居住しもう3年が経とうとしています。しかし、まだ3年です。正直、札幌の街のことなどよくわかりません。ですから自分の足で歩き、少しでも知ることができるように努力はしています。初めの2年間は豊平区でしたので、徘徊の多かった夫の先取りをし散歩と称してあの辺りを巡りました。

よく道を尋ねられるようになったきっかけは

ある日の大通り公園からの帰り道、すすきの辺りで年配の女性が自転車から降りて声をかけてきたのが始まりでした。
「○○寺の境内で△△を売る出店が今日だけあるの。○○寺はどこですか。」

昼間のすすきのはまるでシャッター街のように静まり返っていて、そういえばたくさんのお寺があります。その時、お寺の多さがわかったのですが、
「あちらにもお寺はありますよ・・・。」
この時は全く分からずじまいでした。ごめんなさい。

それから数度続けて、道を尋ねられました

次は、地下鉄南北線真駒内から公園へ行った帰り道でのこと。
私たちの先を非常にゆっくりと歩いているお年をめされた男性を追い越した時、
「すみません。真駒内駅はどこですか。」とその男性。

今日は大丈夫と思いつつ、一緒に歩いてあげるとよいものを夫のこともあり
「先に歩いて曲がり角で待ちます。」と何回も振り向きながらジェスチャーを交え何とかわかってもらえました。

三回目、雪道の電車道を横断しようと信号が青になるのを待っていたら、白い杖の年配の男性に声を掛けられました、一緒に渡ってほしいとのこと。右に夫左にその方。ツルツル路面だったので、ここで私が転んではいられないと必死に歩きました。渡り終えた後、もう少しご一緒すると良かったのですが私は限界?でした。しばらくその方の後ろ姿を目で追いました。

イスラム系と思われる外国人に

「」付近でのこと。ガラガラとスーツケースを引きずった外国の方をよく目にします。その日は交差点で二人のイスラム圏からの旅行者とおぼしき若き女性二人が何やらキョロキョロしています。「私に話し掛けないでね。」と心で唱えつつ無造作に行き過ぎようとすると英語で話し掛けられてしまったのです、アラビア語?のスマホをかざしながら。

「分かるわけないでしょ。やめてよね。」と思いつつ、どうやら「北海道神宮」へ行きたいらしいと勝手に判断し、大げさなジェスチャーで「ライト、レフト・・・。」。何とか「オーケー」と言って頂きニコッと立ち去りほっと胸をなでおろしました。

立て続けに質問されて

南一条通りでのこと。「すみません。三越はどこですか。」「警察署はどこですか。」「宮の沢へはどう行くの。」と立て続けに質問されました。ゆっくり整理して伺うと、昨日札幌市宮の沢に転居してきたばかりで、今日は「北海道神宮」へ行きそこでお財布やスマホを落としてしまい慌てていたのです。
「本当かな?とか何とか言って私からお金を・・・。」と一瞬疑ってしまいましたが、「札幌へ来て駅から三越へはわかるので、まず三越を教えてください。」
私にとっては意味不明でしたが、三越へ向かって歩いていかれました。お金を貸してあげるとよかったのでしょうか。

昨日のこと。大通り11丁目の交差点で立ち止まっている年配の女性。「私に声をかけないでね。」と目を逸らしたにもかかわらず、「すみません。」の声。

「やっぱりか。私は札幌のこと、よくわからないんだよ。」と心の中で自問自答しています。
「大通西15丁目の○○病院はどこですか。」
この辺りなら大丈夫と思いつつ、「大通西15丁目ですね。」とわかったような振りをして?
地図を開きながら尋ねていましたので、その辺りから見える建物を記しながら答えられました。やれやれ・・・でした。

札幌には詳しくはないのです

「どうしてよく道を尋ねられるのだろう。札幌には詳しくないのに。」と息子に聞いてみたことがあります。「教えてくれそうな、そんな顔しているんじゃないの。」

そうは思いませんし、歩いていてあの人に道を聞かれそうと思ったら、目を逸らしてしまいます。
でも、声を掛けられそうな予感がする時があるのです。幸い?年配の方が多くて。札幌に在住してまだ3年で、わからないことだらけの私なのですが。

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